IHコンロに使用するカバー?シート?は必要なのかどうかについての話題です。
家の調理器具はIHクッキングヒーターです。
かれこれ、10年ほど使用していますが、今の所ひどい汚れもなくきれいな状態で使用しています。
市販品で、IHコンロの焦げ付きを防止するカバーもありますが、実は家では台所に必ずあるもので、IHのカバーの代用にしています。
一応そのお話も後半で紹介しますが、あくまで自己責任でお願いします!で
も、10年間代用し続けていますが、全く問題ないです。
さて、そもそもIHにカバーは必要なのかどうか、という話です。
IHのカバーは必要かどうか。取扱説明書では・・・
IHクッキングヒーターが普及してしばらく経過します。
今更・・という感じもありますが、IHに使用するカバーが必要なのかどうかです。
そもそも、IHのカバーを利用する理由は、
きれいに使いたいから!
ここに尽きるような気がしますがどうでしょうか?
今までガスコンロが主流だったときは、コンロの五徳を外して、受け皿?を外して、溜まった油やら、焦げ付きなどを一生懸命掃除して・・・という面倒な工程が有りました。。
その点、IHクッキングヒーターについては、さっとひと拭きできれいに。
とはいっても、
主婦
ということですよね。
でも、IHコンロの取扱い説明書には
「汚れ防止カバーは使用不可」
としっかり明記されているんですよね。
なので、IHにカバーを使用することは自己責任ということになります。
仮に、カバーをした状態で何か問題が起こったとしても、メーカーには文句が言えないわけですね。
IHコンロに汚れ防止カバー(シート)を使用するのは✕
使用する場合は自己責任
IHのカバーはダメなの?
では、IHクッキングヒーターに焦げ付きを防止するカバーの使用がなぜ禁止されているか、です。
IHコンロにカバーを使用しては行けない理由
その主な理由は
トッププレートと鍋底が直接接触しないため、鍋底の温度を正確に検知することができない
からです。
実際にあった火災事例についても、ネットに掲載されていますが
汚れマットを敷き、油の加熱中にその場を離れたところ油が発火
したことが原因とされる火災が起きています。
その理由としては
IHクッキングヒーターに標準的に導入されている温度検知機能が作動していない状態
とのこと。
IHクッキングヒーターには、揚げ物専用のモードがあります。
この場合温度センサーが働き、鍋の異常加熱を防いでいます。
結果、油の加熱も防いでくれているわけです。
ところが、カバーを使用することでこれが正常に機能しないということは、油が設定温度を遥かに超える温度まで加熱されてしまいます。
すると、ついには油自体が燃えだす、発火温度にまで達してしまうんですね。
発火と似たような言葉に「引火」もありますが、そもそも意味合いが違います。
詳しくは→発火と引火の違い
危険性の低いカバーも有り
と、危険を煽ってばかりですが、材質に
- シリコーン
- ガラス繊維
- 結晶化ガラス
を採用したマットでは、発火は発生しない、という実験結果もあるようです。
とはいえ、発火しないまでも、一部設定どおり加熱できないなどのケースもあったとのこと。
以上のことから、
- IHのカバーは、メーカーとしては使用不可。
- しかしながら、使用する材質によってはトラブル発生の可能性は低い。
ということがわかります。
でも、自己責任になるのはお忘れなく。
話は長ーーくなりましたが、以上を踏まえてIHのカバーが必要かどうかという点についてまとめると、
- きれいに使いたいなら、IHコンロのカバーは必要。※使用する場合は自己責任。かつ、カバーの材質に注意。
- 汚れは気にならない、トラブルが怖い、という方はIHのカバーは不要。
という感じになるでしょうか。
ということで、以下IHにカバーが必要と感じた方向けにお話をしていきます。
たまたまカバーはしていませんでしたが、こんなことが有りました( ゚д゚)
IHで揚げ物する際は注意してくださいね。
IHのカバーのあれこれ。必要ならこれがおすすめ。
前述の通り、IHのカバーに使用する材質によっては、トラブル発生の可能性が低い、ということをお伝えしました。
市販されているのもでいうと、種類も様々です。
<シリコン製品>
シリコンのIHカバーは薄手で扱いが簡単なものが多いです。
価格は3種類の中で一番安価。
汚れたら水洗いもできます。
また、柔らかいので硬い瓶の蓋をあけるのに使用したり、落し蓋に使用できるものもあリマス。
<ガラス繊維>
シリコン+ガラス繊維製品ですが比較的安価のものが多く、デザインが豊富なのもこの素材。
こんなのも有りました。
<結晶化ガラス>
こちらは、少々高価になりますが耐久性は◎。
一言に、IHのカバーと言っても種類が豊富にあることがわかります。
こちらの記事で詳しく紹介しています。
で。
自分がIHのカバーに使用しているのは、この内のどれでもありません。
たまたま、台所にあったものを使用したら使えたから、という理由で10年ほど使用しています^^;
必要ならキッチンに必ずあるものでIHのカバーの代用にする。
はじめにお話しますが、ここで紹介するのは
自己責任
でお願いします。
10年ほど同じ同じ使用をしていますが、今の所なんのトラブルもなく使用できています。
が、なにがあるか正直わかりませんので。
さて、それは何かと言うと、キッチンには必ずあると思います。
キッチンペーパー
です。
これを、鍋の下に1枚敷くだけで、IHのカバーの代用になります。
嘘のようなほんとの話です。
それこそ何十枚?何百枚?入って、100円とかで買えます。
汚れがなければ、繰り返し使えますし、汚れた、破けた、濡れた、などしたら新しいものとすぐに交換もできます。
しかも、その都度交換すれば、ついでにプレートを拭いてからの処分もできるんですねー。
それから、前述の火災事例にあった、温度センサーについては、問題なく作動します。
揚げ物の時に温度設定をすれば、設定温度に達すると、ピー音が鳴り、保温?になります。
ちなみに、フライパンで料理をするときは、このキッチンペーパーが滑るので、フライパンを前後にゆすることもできます。
デメリットとしては、見た目の問題くらいでしょうか笑
ええ。
機能性のみ重視です笑
でも安く済んで、気軽に使えるので、IHのカバーとしてはオススメだと思うんだけどなぁ…
ということで、繰り返しになりますが、自己責任ですが、IHコンロのカバーの代用として、キッチンペーパー。一度試してみてくださいね~。
自己責任とはいいつつも気になるので、もし試してみた方がいらっしゃいましたらコメントいただけるとありがたいです^^;
IHにカバーは必要かどうかのまとめ
以上、IHコンロにカバーは必要かどうかについて紹介しました。
まとめると
- きれいに使いたいなら、IHコンロのカバーは必要。※使用する場合は自己責任。かつ、カバーの材質に注意。
- 汚れは気にならない、トラブルが怖い、という方はIHのカバーは不要。
という結論でした。
後付のIHコンロの台は自作できます。
IH✕土鍋の話題です。
実験してみました。
卵は揚げると破裂するのかやってみた結果。料理名はなんていう?
最後までありがとうございました