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停電でロウソクの代わりになるもの。廃油で作るランプとか。

北海道の道南在住なのですが、9月6日の平成30年北海道胆振東部地震で停電になりました。

幸いにも、自分の地域は比較的揺れも小さく、大きな災害はなかったものの、被害の大きかった地域では、不明者捜索や支援活動は現在も続いています。一日も早い復旧復興を祈るばかりです。

家のあたりは停電はほぼ24時間で復旧したのですが、東日本大震災の時は1週間以上停電(当時は東北在住)。

長期化した場合に備えて、電池の節約のためにも、ロウソク代わりになるものがあればな・・・と、ネットを参考に家にあるもので明かりになるものを作ってみたので共有しようかと思います。

停電でロウソクの代わりになるもの。

停電して困るのが、夜間の明かりです。

暗いと周囲が見えないのはもちろんなんですが、気分もネガティブになりがちなんですよね。

もちろん、電灯やスマホの明かりがあれば、使用することに越したことはないんですが、長期化した場合のことを考えると、無理のない範囲で節約しながら、ということが必要になってきたりします。

停電の時に、電気を使う物以外での明かり取りというと、ロウソク。

と言っても、常備していない場合もあります。

ちなみに、家は切らしてました。(夏の花火に使ってしまった汗)

そんな時に、ロウソクの代わりに明り取りになるアイデアです。

ちなみに、ここで紹介するのは「火」を使用する方法です。

総務省からも、災害時は火災の原因になるのでロウソクは極力は使わないで!と広報されています。

注意

地震の直後の明かりとしては厳禁です。

揺れが大きかった場合、暗くてわかりづらいですが、ホコリや粉塵が飛散して、燃えやすい状態になり火災の危険があります。

なので、ひとまず携帯電話や電灯などで明かりを確保して、使用する場合はある程度落ち着いてからにしてください。

以上を踏まえた上で、実際に自分が作った明かり取りのものと、他いくつか、停電の時に、ロウソクの代わりになるアイデアを紹介します。

停電でロウソクの代わりに作った廃油のランプ。

かろうじてつながるネットの情報を参考に、とにかく

買い物に行かずに家にあるものだけで

という基準で作りました。

ある程度食料とか、電池の備蓄はしていたんですが、停電が長期化した場合のことを考えました。

買い物も考えたんですが、すでに入店規制とか始まっていたので諦めました汗

ロウソクの代わりの明り取り「廃油ランプ」

使ったものは以下の通り。

準備するもの

  • 食用油(サラダ油とか。今回使ったのは廃油)
  • キッチンペーパー(燃える芯になる。ティシュとかでも)
  • アルミホイル
  • 容器(口の大きい空き瓶、厚めのコップ、マグカップとかでもOK)
  • 着火用のライター、マッチなど

作り方

  1. 容器に食用油を入れる。量はテキトーに。なみなみ入れる必要はありません。芯が浸かる程度の量があれば良いです。
  2. キッチンペーパーを半分くらい使用します。先の方からグリグリとよじって「こより」を作る。長さは、油の量によって調整します。※「こより」…くしゃみする時に使うやつ
  3. アルミホイルを長さ5㌢位分カットして、1㌢幅くらいになるまで長く折りたたむ。
  4. 折りたたんだアルミホイルのほぼ真ん中あたり(てきとー)に、爪楊枝とかで穴を開ける。
  5. アルミホイルの穴に、「こより」にしたキッチンペーパーを差し込む。1㌢程度出ればOK。出過ぎたな―と思ったら、ハサミで切っても良いです。出ている部分が火をつける(芯)ところです。
  6. 1の容器に、5の「こより」部分から入れる。こよりの先が出ている部分のアルミホイルが、食用油の油面につかない程度(この距離が近いほど、比較的炎が大きく安定しやすいです)の位置まで下ろす。アルミホイルを油に浸さないように。
  7. 両端の余った部分を折り曲げ、それぞれ容器に引っ掛ける
  8. キッチンペーパーが油を吸い上げるまで、3分程度待ってから、着火する。

こんな感じです。

コーヒーカップでも作って見ました。

芯はこんなに長くなくていいです汗

当然ですが、透明な容器の方が明るいです。

停電の時のロウソクの代わり。廃油のランプの感想。

停電している間に、実際にろうそく代わりに使って見た感想を箇条書きにしてみます。

MEMO
  • 家にあるもので簡単にできるので便利
  • 消しても再使用できる
  • ロウソクに比べて転倒する心配がない
  • 2時間程度使用しても、油が減ったのかどうかわからないくらい燃費いい
  • 廃油を使用したが、燃焼時にはニオイはあまり気にならない。消した時に煙と共に一時的にニオイが出る。でも、カボチャコロッケを作った廃油なので甘い香りがした笑
  • 炎が囲われている部分が熱くなるので、触る時は注意が必要。油そのものと、油面と同じ高さまでの容器部分はほぼ常温なので触れる。

と言ったところ。

正直、転倒の心配がないのでロウソクよりも安全のような気がしました。

再利用もできますし。

とはいえ、裸火を使うことには代わりはないので、実際に使用する場合は十分注意してください。

停電でロウソクの代わりになるアイデア。ツナ缶。

今回のテレビでやってました。

ツナ缶の油を利用する方法です。

中継を見たんですが、避難所の備蓄が食料や毛布などはあったものの、停電の時に使うロウソクなどの明かりとなるものがなかったらしいです。

どこかは伏せますが。。

そこで、テレビにでていた防災士の方がロウソクの代わりにと使用していたのが、ツナ缶。

使うものは

  • ツナ缶
  • ティシュ 1枚

のみ。

これで、2時間程度明かり取りになるそうです。

ついでに、油が消費されるので、消火後は蓋を開ければ食べることもできるとか。

なるほどです。

作り方は、

  1. ツナ缶をちょっと開く(真ん中に穴を開けてもOK)
  2. 「こより」にしたティシュをツナ缶に入れる
  3. ティシュが油を吸い上げたら、着火する

以上です。

簡単な上にヘルシーなので、言うことなしですね。

停電してる時に、ツナ缶の買い置きがある方におすすめです。

停電でロウソクの代わりになるアイデア。牛乳パック。

これは、ほんとに応急的な方法になると思います。

牛乳パックそのものを燃やして、停電の時にロウソク代わりに使える方法です。

作り方は

  1. 乾いた牛乳パックを開いて、1~2㌢幅程度に長くカット。
  2. 何度か折りたたんで、自立させる。
  3. 上の部分に着火する

です。

牛乳パックは、内側にロウがコーティングされているので、比較的火持ちしますし、着火性も良いです。

ただ、風などで倒れますので、注意が必要です。

まとめ

以上、停電の時にロウソクの代わりになるものについて

  • 廃油ランプ
  • ツナ缶
  • 牛乳パック

について紹介しました。

冒頭でもお伝えしましたが、これらは裸火を使用します。使用する場合は十分注意してください。

応急的に作る方法を紹介しましたが、予め準備しておけばそんな心配もなくなるかもしれません。ロウソクでも転倒の心配がないようにコップに入って販売しているものや、12時間程度使用できるものもあります。

もしもに備えておきましょう。

停電に備えましょう。

停電のときに必要なもの。最低3つ。できれば5つ。

オール電化の暖房の話です。

オール電化で停電したら暖房はどうする?

カセットコンロがあれば、停電していても鍋でご飯が炊けます。

停電のときのご飯の炊き方。停電中に実際に炊いてみた。

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ではでは。

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