平成30年9月の北海道胆振地方の地震で停電しました。
24時間程度で復旧したものの、発電所の完全復旧は11月ころ。
節電してはいるものの、また停電あるかも・・・。
家では料理にはIHコンロを使用しているので、停電となると当然使えません。
そんな時に登場するのが、カセットコンロ。
実際、停電中にカセットコンロと鍋でご飯を炊きました。
停電でもできるご飯の炊き方について紹介します。
停電のときのご飯の炊き方。実際にやってみた。
ご飯を炊くというと、ほとんど電気炊飯器のお宅が多いですよね。
中には、ガス釜一筋!という方もいるかもしれませんが。
電気炊飯器だと、スイッチひとつで炊きあがるので、水の量さえ大きく間違わない限りご飯が炊けます。
ただ、停電すると当然使えなくなるので、その点だけがデメリットになるかもしれません。
オール電化住宅が普及したのはいいものの、やはり停電となると状況は一変します。
その点、ガスについては停電でも使えるので、災害に強い調理器具と言えます。
ということで、家もオール電化ではないものの、IHコンロを使用しているので停電でアウト。
ただ、そんな時にも使えるだろうということで、カセットコンロが有りましたので、今回の停電で鍋とカセットコンロでご飯を炊きました。
鍋でご飯を炊く場合でも、
- 「水の量」
- 「米に水を吸わせておく」
- 「蒸らし」
これができていれば、大概食べられるご飯になりますので、あまり構えずにやってみましょう。
停電のときのご飯の炊き方。準備するもの
準備するものです。
カセットコンロ
ふつーのガスボンベ式のカセットコンロ。鍋をする時に使うやつです。
およそ20数分で炊くことができるので、ガスはそんなに使いません。
正確に使用した量はわかりませんが、今回停電中にご飯を炊いた後の感覚としては、5分の1くらい使ったかなーという感じでした。
カセットボンベの使用期限の話題。
カセットボンベの使用期限は底を見れば一目瞭然?!処分方法は?
鍋
- 両手鍋
- 片手鍋
- フライパン
- 土鍋
なんでもOKです。
注意点としては、きちんと蓋ができるもの。
ご飯を炊いている時に、鍋と蓋の隙間が有りすぎると、じゃんじゃん蒸気がもれてうまくご飯が炊けないんですね。
蓋がない場合は、アルミホイルで隙間ができないように蓋をしても大丈夫です。
ただ、この場合、ふきこぼれた時に、鍋横を伝って火を消してしまう事がよくあるので火のそば離れないなど注意が必要です。
それから、あまり大きすぎない鍋。
カセットコンロを使うので、ガスボンベの上にかからない程度の鍋を使用してください。
でないと、鍋に反射した熱でガスボンベ自体が熱くなり危険です。
カセットコンロからの火災事例のほとんどは、ボンベ自体が加熱され爆発することによるものです。
小さいボンベですが、威力はハンパないです。十分注意しましょう。
米と水
必要な分量の米。
2,3合くらいが上手に炊けやすいです。
ちなみに、今回の停電では、5㍑くらいのアルミの両手鍋で6合のご飯を炊きました。
で、炊きあがったご飯の量は7分目くらいになりました。
水については、
米1合に対して200ミリリットル。
または、220くらい。
多少前後しても大丈夫です。
鍋でご飯を炊く時、または計量カップがない場合の水の量の量り方は、ご飯の炊き方。水の量を指で計る方法と指”以外”で計る裏技。で紹介しています。
停電のときのご飯の炊き方。火を入れる
では、実際のご飯の炊き方です。
停電が長引いたり、地震が原因の場合などは断水することもありますので、節水のためにも米は洗いません。
一昔前の精米技術とは違い、今は技術が上がっていますので、普通に白米に精米された米ならそのままでも問題ないです。
通常のご飯もならば洗わなくても大丈夫です。
もちろん断水の心配がなければ洗ってOKです。
- 鍋に、分量の米、水を入れる。
- そのまま、20~30分程度放置して、米に水を吸わせる。(冬とかなら1時間ほど)
- 蓋をして、着火。
- 中火程度で沸騰させる(10分位で沸騰してくるのが理想)
- そのまま10~20分程度(吹きこぼれたら、少し火を弱める)
- 火を止めて10分位放置(蒸らし)
だいぶざっくりしてますが、ポイントとしては
音
を聞くとなんとなくわかります。
沸騰してくると、「コトコト」という音がしてきます。
火を止めるタイミングは、鍋から「カンカン」という感じの音がしてきます。
火を止めるのが遅いと焦げ臭くなることがありますが、その時点で火を止めて、蒸らせば、鍋底では焦げていますが食べられるご飯になります。
空き缶でもご飯が炊けます。
沸騰してくると、「コトコト」という音
火を止めるタイミングは、鍋から「カンカン」という感じの音
停電の中、ご飯が炊けるまで観察してみた
ちなみに、今回の停電でご飯を炊いたのは、両手鍋だったんですが、蓋にガラスの透明な蓋を使ってみました。
実は透明な蓋を使ってみたのは初めてで、子どもたちと一緒にご飯が炊けるまで見入ってしまいました汗
こんなふうにご飯が炊けるんだねーって親子で関心してました笑
特に沸騰してからが面白いです。
沸騰してくると、一気に泡がボコボコになり中が見えなくなります。
その数分後、泡が消え鍋の中心で米が水の対流と一緒にぐるぐる回ります。
それから、ぐるぐるしていた米が外側から少しずつご飯になり、最後に真ん中がご飯になり動きが止まります。
その時点では、真ん中のご飯はおかゆ状だったんですが、蒸らすこと10分程度。
いつの間にか、ふつーのおいしいご飯になってました。
なかなか、言葉だけでは伝わりづらいですが、透明な蓋があればぜひやってみてください。
停電のことをすっかり忘れてしまいました笑
親子で見入ってしまったので写真もありません汗
停電のときのご飯の炊き方。オール電化ならカセットコンロを常備
そんなこんなで、オール電化ではないものの、IHコンロを使用していたので、停電に伴いカセットコンロでご飯を炊きました。
太陽光発電が屋根に乗っかっていれば、天気さえ良ければ昼間ご飯を炊くこともできるかもしれませんが、なかなか万能ではないのが実情。
もしもに備えておくと良いと思います。
冬の鍋にも使えますしね。
購入する場合、ボンベも忘れずにストックしておきましょう。
今回の停電では予備が3本あったんですが、1週間とかになったらまずいな・・・とハラハラしてました汗
停電の話。
最後までありがとうございました。
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