停電の原因は色々ありますが、地震や台風など、大きな災害の場合は長期化する場合もあります。
北海道在住なので、平成30年9月の北海道の胆振での地震では停電になりました。
幸い揺れはそれほど大きくなく、停電は24時間で解消しました。
やはり停電となると、今やスマホ充電は必須。情報収集もできますし。
停電中のスマホの充電方法も、実際色々目にしました。
まさか・・よりも、もしも、に備えて停電している時のスマホの充電方法も考えていて損はないと思います。
◆9月17日追記:ソーラー型の充電器で、実際に効率的に充電できた!というツイートがあったものを追加しました。
停電時のスマホの充電方法と充電器を考える。
停電になると、コンセントからのスマホの充電はできないので、何かしら代用できるもの、電源なしで充電できる方法や充電器を備えておく必要があります。
実際に停電している時に、買い出しに、と自転車でウロウロしていたら、色々な充電方法を目にしました。
実例を交えながら、考えられるスマホの充電方法や、停電でも使える充電器について紹介します。
停電したらスマホは使える?電波がなくなり圏外になる理由は。ではそもそも停電したらスマホは使えるのかどうかについて触れています。
停電で目にした色んなスマホの充電方法。
停電中に目にしたスマホの充電方法です。
今後地震などで大規模停電があった場合、すべてが当てはまるわけではないと思いますが何かしら参考になるかもしれません。
市役所など官公庁での充電
【生活情報:電気】
携帯電話やスマホの充電は、市役所1階ロビーまたは、緑町の恋問で充電が可能です。各自充電器をお持ちの上、設置場所までお越しください。
●根室市役所1階ロビー(8時30分~20時)
●緑町「恋問」(11時~16時)— ねむろのぼうさい (@nemurobousai) 2018年9月7日
ネットニュースでも目にした光景。
当然のことながら、官公庁には自家発電設備が設置されているので、停電時でも最低限の電源確保ができています。
ただ、スマホの充電ができるかどうか、についてはその都度、防災無線やラジオ、公式SNSがあればそのアカウントなどでお知らせしてました。
なので、停電した!と言ってすぐに駆け込んでも、スマホの充電に関する受け入れ体制が整っていない場合もあるはずなので、まずは情報を集めましょう。
ちなみに、無制限で充電すれば多くの人の利用の妨げになるので、制限を設けることがほとんどのようです。
- スマホの充電時間は一人30分以内
- 充電ケーブルはできるだけ持参する
自分の地域の防災無線では、こんな感じで広報されていました。
道の駅
全国に点在する道の駅。
買い物ついでに立ち寄ってみたところ、スマホの充電を開放していました。
ただ、市役所などとは違って、そもそも災害対応についてはそこまで準備されていないので、発電機と言っても、市販されているサイズのものが使われていました。
こちらも、充電時間の制限がされていました。
他にもあちこちで、目にしましたが、公共施設などの発電機はあくまで停電中の
最低限の施設機能の維持
を目的としているので、言ってみれば善意で行っているようなものです。
感謝しつつマナーを守って利用しましょう。ちなみに、そっち側の人間ではありませんので念の為。
個人の住宅とか
会社関係で、発電機を所有している所も多いので、社員や隣近所の人たちが充電しているところも有りました。
また、北海道ならでは、なのかはわかりませんが、個人の住宅でも発電機を備えている家庭が比較的多い感じがしました。家族親戚関係などが集まりスマホの充電をされていた方もいます。
SNSで呼びかけ
知人、または知人の知人くらいまでに限って、早めに停電から復旧した方が、家でスマホの充電していいよーとSNSで呼びかけていた方もいます。
便利屋
自分が見つけたのは、有料でしたが、10分無料、以降◯分毎に◯円といったもの。実際どうなのかなぁと思いましたが、これもSNSでお知らせされていました。実際に利用していた方がいるかどうかは不明です。
車で充電
家では車にコンセントがついているので、充電することができました。ない場合でも、シガライターを使用して充電することもできるので、普段使わなくても1つ持っていればいずれ使う時が来るかもしれません。
車を取り替えた時に、コンセントあるからいらないなー、ということで処分したんですが、知人から、シガライター用の充電器ある?と聞かれました。
使えるなら取っておけばよかったかな、と思いました。
断捨離も良し悪しですね汗
もしも、これから購入する、という場合はコンセント利用もできるインバーター内蔵のもおすすめします。
停電で使えるスマホの充電方法あれこれ
ということで、ここまでは今回実際にあったスマホの充電方法。
その他にも、色んな充電方法が考えられます。
ノートパソコン
デスクトップと違い、バッテリー駆動ができるノートパソコン。パソコンにバッテリー残量があれば、ケーブルでつないでスマホの充電ができます。
停電してしまえば、wifiなども利用できませんし、スマホに情報収集機能を収集するためにも、パソコンから充電するのも一つの方法ですね。
電動工具のバッテリーなど
インパクトドライバーなどの電動工具のバッテリーパックに取り付けできる、USBアダプタというのがあります。
スマホの充電専用に購入するのはあまりおすすめできませんが、仕事や日曜大工などで電動工具を持っている方であれば、購入して損はないと思います。
メリットは、
- バッテリーパックの充電時間が急速充電なので20~30分で満タン(モバイルバッテリーは10時間とかかかるものもあります)
- バッテリー容量にもよりますが、1.2AhのバッテリーでiPhoneを2回充電
デメリットは
- かさばる
くらいでしょうか。とはいえ、常に持ち歩くものでもないので費用対効果は高いですのでおすすめです。
アダプター↓
バッテリー↓
ポータブル電源を使用する
スマホ専用・・というわけではないですが、これはもう発電機代わりです。
感覚的には持ち歩く巨大な電池とでもいえるでしょうか。
最近災害だけに限らず、停電することも多いので、購入者が増えています。
Amazon、楽天のランキングで1位のポータブル電源。少し値が張りますが、停電時だけでなく、アウトドアにも使用できるので重宝しますね。

ちなみに容量は・・・
これでもか、というくらいです汗
気になる方はどうぞ。↓
停電に備えておきたいスマホの充電器
普段使いでも良いですし、もしもに備えておきたいスマホの充電器をいくつか紹介します。
個人的には、ソーラーや手回しのものは充電効率が悪いので、あくまで補助的な役割として考えた方が良いかと。ないよりはマシ程度で。
携帯への充電は約5分間回し続けることで約1%の充電が可能です。普段使いとしてではなく、あくまで緊急時用の用途としてご利用ください。
という説明のある商品もあります。
なので、ソーラー充電がついているから、とか、手回しがついているから大丈夫!と思って購入したままではなく、一度どの程度充電できるのか使用してみる必要があると思います。
モバイルバッテリー
停電に備えるのであれば、大容量の物が良いです。
満充電の状態で、2台同時に充電できたり、機種にもよりますが4~6回程度程度充電できるので十分すぎるスペックです。
ソーラー併用式
これがいわゆるソーラー充電も併用できるモバイルバッテリーです。
<9月17日追記>
こちらが実際停電中に、効率的に充電できた!という書き込みがあったもの。もちろん、天候次第ではあるものの、備えていて損はないですね。
ちなみに、2ポート、3ポート、のものがありますが、2ポートのものは欠品が増えています。。3ポートとなると少し値が張りますが、停電中のことを考えれば購入しておくのもよいかもしれません。
乾電池式
コンビニなどでもよく目にする、乾電池式のスマホ充電器です。
スマホの場合、単3乾電池4本で30~40%程度の充電にとどまります。
とはいえ、すぐにでもほしい、という場合には一番身近にあるタイプです。
手回し式
手動で発電してスマホを充電するものです。
先に触れたとおり、マン充電にしようと思えば、何時間も回し続ける必要があります汗
ただ、ラジオ、ライト、サイレンなど多機能のものが多いので、一台は備えておきたいものの一つです。
まとめ
以上、実際に停電中に目にしたスマホの充電方法の例と、もしもに備えておきたい充電器について紹介しました。
乾電池式であれば、停電した後でもコンビニでも手に入りますが、やはり十分な充電はできません。
モバイルバッテリーなど、普段使いにも十分なものを備えて置けば万全だと思います。
参考になれば幸いです。
ありがとうございました。
停電の経験を踏まえて必要なものについて考えてみました。
停電した時のガソリンスタンドの話です。
その辺にあるものでろうそくの代わりになるものを作ってみました。
停電されている方の一日も早い復旧・復興お祈りします。