停電でガソリンスタンドは給油できるか。営業はどうなる?

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ガソリンスタンドで給油しようと並ぶ行列をまた目にするとは思いませんでした。

平成30年の北海道の胆振地方の地震で停電後の光景。

一度目は東日本大震災。

正直北海道は、地震とか台風など自然災害は比較的少ないイメージがあったんですが、日本に安全な地域ってないのかもしれません。。。

停電になると困ることの一つに、ガソリンスタンドでの給油。

そもそも営業できるかどうか、また、停電への備えなどについて考えてみます。

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停電したらガソリンスタンドで給油できるか否か。。

停電の理由にもよりますが、地震などの災害が原因の場合、状況によっては長期間の停電も予想されます。

となると、ガソリンスタンドも停電。

しかも、道路の寸断などが起きている場合は、ガソリンなどの輸送にも影響してきます。

そうすると、必然的にガソリンスタンドの備蓄の量も減っていくので、その前に給油しておかないと、という理由からガソリンスタンドへ駆け込むことになるんですね。

 

車を持っていない方であれば、それほど緊急性は感じないかもしれませんが、地方など車がないと生活できない地域では、切実な問題。

そういう自分も、車なしでは生活できない地域に住んでいます。

 

そもそも、停電した時に、ガソリンスタンドで給油できるかどうかについては、ざっくり言うと、その店舗によります。

通常、ガソリンスタンドの給油については電気を使いポンプで汲み上げて給油しています。停電になれば、このポンプが使用できないので、ポンプを利用した給油もできなくなります。

 

ただし、停電の場合でも給油すること自体は可能です。停電の時に給油する方法は2つ。

  • 発電機を使用する
  • 手動で給油する

このいずれかになります。それぞれ簡単に説明すると・・

 

発電機を利用した給油

発電機を利用して、ポンプを可動させて給油するものです。ただし、計量器が1台ならともかく、複数台あるガソリンスタンドがほとんど。

その全てを賄うのは難しいので、停電のときには、稼働できる計量器は1台とか2台。なので、停電の時に一斉にガソリンスタンドへ殺到されれば、当然渋滞になります。

東日本大震災のときは、数キロの渋滞も有りましたね・・・

 

ちなみに、じゃあ、発電機いっぱい置いとけばいいじゃん!という話になりますが、なかなかそうも行かないわけです。

ガソリンスタンドは、消防法で厳しく規制されていますが、その中に、「停電に備えて発電機を設置すること」という決まりはないんですね。

なので、それぞれのガソリンスタンドに発電機を設置するのは、自由。まして、いつ来るかわからない災害、考えようによっては日の目を見ることのないまま、ということもあるかもしれません。

こうした理由から、発電機を備えるガソリンスタンドがあったりなかったりという状況になっています。

 

手動での給油

手動でポンプを回し給油する方法です。通常計量器の中にあります。

手動で組み上げるものなので、停電していても給油することができます。

ただし、一つ難点があります。

回すのが重い上に、ちょっとづつしか給油できません。

実際、東日本大震災で目にしたのは、10㍑給油するのに、汗だくになる店員さん。

しかも、一人で回し続けるのも大変なので、大人2、3人がかりになったりもします。

イメージとしては、電動のシャッターを、停電用の鎖を使って手動で動かすような感じです。重い上にちょっとずつしか動きません。

分かりづらいですかね汗

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停電中のガソリンスタンドの営業は・・・

ここまで、停電中にガソリンの給油そのものができるかどうかについてお話してきました。

これらを踏まえて、ガソリンスタンドが停電でも営業しているかどうかについてですが、

 

それぞれのガソリンスタンドによる

 

です。

実際、停電している中、同じ市内でも営業しているガソリンスタンドと、閉店しているガソリンスタンドとが有りました。

その時の給油方法については、先程紹介したとおり、発電機と手動によるものです。

発電機で給油しているガソリンスタンドもあれば、発電機がないものの、手動で給油しているガソリンスタンド。または、閉店しているところ。

それぞれ違う対応となります。

 

停電している時に営業している場合

1台10㍑まで

などの制限を設けることがほとんどです。

 

また、緊急車両やライフラインに直結するような給油が優先されることは言うまでもありません。(消防、警察、自衛隊、市役所、病院などなど・・)

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停電している時に給油できるガソリンスタンドを探すには?

実際停電した時に、給油しようと思って向かったものの、閉店していた、ということも少なくありません。

ガソリンスタンドを探すためにガソリンを消費したのでは本末転倒。。

実際、停電している時に営業中のお店を見つけるには、

  • ツイッターなどで検索する(〇〇市 ガソリンスタンド 営業などなど・・)
  • ラジオで情報収集(ない場合も有り)
  • 口コミ

などがあります。

それから、ガソリンスタンドの近くで車の列ができていたから、とりあえず並んでみる、という場合もあります。(実際有りました)

この場合、並んでいる方に直接話しを聞いたほうが良いです。

東日本大震災のときは、前日に配られた整理券を持っている人だけならんでいた、ということも有りました。また、並んだものの、数台前の車で、その日の給油が終わってしまった、ということもあります。

この辺の解決策についてはなかなか難しいと思います。。

早く並べばいいとなると、段々加熱して、暗い内から行列ができ、渋滞や、事故の元になりますし、整理券を配布するにしても同じ。

並んでいる列の途中に横入りして、喧嘩になっていたのも目にしたことがあります。

いつおきるかわからない上に対策のしようがないというのが実情でしょうか。。

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ガソリンがない。。停電に備えるには。

停電した時のガソリンスタンドの給油方法や営業について触れてきましたが、停電した時に慌てて給油に行かなくても済むように、備えておきたいところ。

考えられる備えとしては

  • ガソリン携行缶で備蓄しておく
  • 半分になったら給油する癖をつける

など。

ガソリンの備蓄については、長期間の保存はできないので、定期的に更新していく必要がありますし、保存方法にも注意が必要です。

一般的には半年程度と言われていますが、それも保存方法によりけりです。

なので、一番は、半分になったら給油する癖をつけておくのが最善策なのかなと。

 

ガソリンスタンドに停電などに備えて発電機設置を促す動き。

ところで、大規模な地震災害と併せて起きるガソリンスタンド問題ですが、国もそれをただ見過ごしているわけでもないようです。

熊本地震でのガソリンスタンド不足を受けて、ガソリンスタンドに発電機などを設置する場合の補助事業が始まっています。

平成28年からスタ―トしていて、一定の基準を満たした場合に、100%の補助で自家発電設備を導入できるとか。

これに関しても、事はそう単純では無いようです。

→2016年の産経ニュース

 

まとめ

以上、停電している時の、ガソリンスタンドについて、また、個人でできる備えについてざっくり紹介しました。

参考になることがあれば幸いです。

こんな記事もあります。

停電のときにみたスマホの充電方法と充電器を考えてみる。

停電したら水道は止まるのかどうかという話。

停電したらATMは使えるか問題。現金って大事よ。

停電でロウソクの代わりになるもの。廃油で作るランプとか。

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