停電したら水道は止まるのかどうかという話。

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停電した時の心配事の一つに水の問題。

飲料水としてはもちろんなんですが、トイレにしても、料理をするにしてもなくてはならないものの一つ。

停電で水道が止まるいわゆる断水が話題になることもよくありますが、停電すればすぐに止まるのか、というと必ずしもそうではないんですね。

平成30年の北海道胆振地方の地震で、24時間程度停電したのでその辺の実体験も交えてお話していきます。

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停電!!!水道止まるぞ―

平成30年の北海道胆振地方の地震の時は道南に在住。

地震は午前3時頃で、幸い自分の地域は揺れが小さかったたため、揺れで一度は目を覚ましたものの、それほど大きな地震ではない感じがしたのでそのまま寝入ってしまいました。

東日本大震災の時には東北に住んでいたので、震度6強とかに比べれば、緊急地震速報も鳴らないし、という感覚でした。

ところが、朝起きてみると、停電していることに気が付きました。

スマホのニュースを確認すると、最大震度6強(後に震度7に訂正)で、明らかに地震の影響で停電したことがわかります。

過去の教訓も有り、水道が出るのを確認して、容器をかき集めて水を汲み置きしました。

付き合いのある人たちにも、水道が止まるかもしれないから汲み置きしておいたほうがいいかもよ、という話もしました。

ところが、地震による停電から12時間後の午後3時でも水道が出る。

 

あれ?

 

災害の時によくある、

「〇〇時に水道が止まるらしい」

というツイートが目に入ったり、知人からも、情報元は不明なものの、

「〇時間後に水道止まるみたいだよ」

という話もあり、情報の真偽やタイミングはともかく水道は止まるだろーなーと思っていたんですが。。。

 

冷静に考えてみたら、今回自分の地域では水道が止まる可能性は低いんだなーということに気が付きました。

しかも、そのタイミングで、防災無線で

 

「停電による断水の予定はありません。節水を心がけましょう」

 

というお知らせまで流れて来る始末。おそらく、多くの家庭で汲み置きしようと、急激に水道使用が上がったものと思われます。

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停電のときに水道が止まる原因を並べてみます

ということで、停電が原因で水道が止まる原因として考えられるものを挙げてみます。

実際に停電した際に、当てはまるかどうか確認してみれば、水道が止まる可能性があるかどうかの参考になるかもしれません。

 

停電が長期化する場合

水を送るポンプなど、水道施設は電気で稼働していますが、停電してしまうとそれらの施設も停止します。

その場合に備えて、発電機が備えられていますが、停電が長期化して、かつ、発電機燃料の確保が難しい場合、水道が止まることがあります。

地震などの災害の場合で、道路が寸断されたり、燃料の備蓄基地などにも被害があるときなんかですね。

逆に、災害ではない場合や、大規模な地震でも被害が少ない地域、その他突発的なトラブルなどの場合は、燃料確保ができている限り、水道が止まる可能性は低いことになります。

今回、自分の地域ではこのケースだったので、水道が止まることはなかったようです。

 

地震で配管が損傷している場合

配管そのものが破損すれば、水が漏れて水道が止まります。

 

水源

停電がそもそもの原因ではないものの、地震の影響で水源の水が濁ったり、土砂崩れなどが原因で水源に問題がある場合、断水することがあります。

 

マンションなど

マンションなどの場合は、水道の方式によって停電と同時に水道が止まるケースもあります。

マンション構造の建物の場合、一般の住宅とは違って水道の給水方法にいくつか種類があります。高層になればなるほど、水道の圧だけでは送水しきれなくなるので、それを補う設備が使われているわけです。

 

  1. 「直結直圧方式」・・・主に5階程度までの建物に適用され、配水管の水圧だけを利用し、各戸の蛇口まで直接水道水を送る。
  2. 「直結加圧方式」・・・主に10階程度までの建物に適用され、配水管の水圧だけでは不足する圧力を補うために、配水管から分岐した給水管の途中に加圧するための装置(ポンプ)を取り付けて水を送る。
  3. 「受水槽方式」・・・配水管から送られてきた水道水を、受水槽でいったん貯めてから、ポンプで高置水槽などへ水を送り各戸へ送水する。

参考:札幌市水道局

 

つまり、この内2,3については、水道の圧ではまかないきれないため、電気を動力とするポンプを使い各家庭へ水を送っていることになります。

2の直接加圧方式については、停電と同時にポンプも停止してしまうため、水が止まります。

3の受水槽方式については、同じく停電と同時にポンプが停止するものの、主に屋上に大型の水槽が設けられているため、水槽の水がなくなるまでは、自然落下で水道は使えることになります。

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停電で水道が止まった時に備える

以上、停電が原因で水道が止まるケースについて紹介しました。

水道の給水方法によっては、停電と同時に止まることもあれば、時間的余裕があるケースもあります。

水道が止まった時に備えて、覚えておきたい知識や準備しておきたいものなどについて紹介します。

 

水道が止まることが事前に予測できる場合

予め断水することが予想される場合です。

風呂に水をためておく

風呂にためて置くことで、トイレを流すのにも使用できますし、煮沸すれば飲用としても使用できますね。また、溜まっている場合はそのままにしておけば節水にもなります。

 

汲み置きをする

専用の容器などがあれば理想ですが、ない場合は、鍋、やかん、ペットボトルなどに汲んでおきます。

専用の容器があれば、汲み置きも楽ですし、仮に水がなくなり、給水車などから水をもらう時も重宝します。非常用であれば、背負い式のものもあります。

キャンプなどアウトドアをされる方は、すでにお持ちの方も多いと思います。

非常用飲料水を備えておく

予め、長期保存できる、非常用の水を備蓄しておきます。

最低限の水の確保ができていれば、仮に停電した場合でもいくらか余裕ができますので、備えておきたいですね。

 

ウォーターサーバー

非常用というよりも普段遣いの延長として、という感じになりますが、基本この手のものは、水以外に費用はかからないのでおすすめです。

停電時にもウォーターサーバーの水は使えるのでとりあえずの飲料水の確保の心配がなくなります。

↓こんなの

 

まとめ

以上、停電で水道が止まる話でした。

ちなみに、停電から復旧すると同時に水道が再開することになるので、くれぐれも水道の蛇口は締めておくようにしましょう。

特に、でかけて留守にするときなどです。。見に覚えのない水道料金の請求が来ることになります・・

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