通行人
という方向けの話題です。
コツさえ掴んでしまえば、鍋でご飯を炊くのは難しくありません。
しかも、電気炊飯器で炊くよりも断然美味しいのでおすすめです。
以前、停電中にもカセットコンロ✕鍋でご飯を炊きましたが、停電中ということもあり写真撮れず。。
写真を撮影しながら鍋でご飯を炊いてみましたので、参考になると幸せです。
ご飯を鍋で炊く。ポイントは水の量と浸水時間~準備~
鍋に限った話ではありませんがご飯を炊く場合、ポイントは2つ。
- 水の量
- 浸水時間
です。
米の量に対しての水の量と、しっかり米に水を吸わせることでスムーズに米の芯まで火を通すことができるからなんですね。
逆に言うと、浸水なしで炊いてしまうと、必ずとは言いませんが、芯が残ったご飯になることがあります。
準備するもの
鍋でご飯を炊く時に使用したものです。
- 両手鍋(両手鍋・片手鍋・土鍋・何でも大丈夫です)
- カセットコンロ
- 米3合
水の量
まずは水の量。
一般的には、
米:水=1:1または1:1.2
と言われています。
ただ、そこまできっちり量らなくても、米を水に浸しておく時間をしっかりとれば大丈夫です。
で、前回停電のときのご飯の炊き方。停電中に実際に炊いてみた。に引き続き、米は洗わずに炊きます。
停電中の水は貴重ですし、ならば洗わなくてもいい、というプロの方もいるので大丈夫です。
また、米の計量カップがなくても
鍋に米と水をいれた状態で、指の第1関節あたりまでの水の量、で調整すればOKです。
参考までに⇒米の計量に代用できそうなものを考えてみた。
なかなか言葉で説明が難しいのですが写真だとこんな感じ。
この水の量で、
20~30分程度放置して、米に水を吸わせます。
見た目のタイミングは、米が半透明から、真っ白になっていればOK。
以上で、鍋でご飯を炊く時の下準備は完了です。
- 水の量は、米:水=1:1または1:1.2
- または、指の第1関節までの量
- 20~30分放置して米に水を吸わせる
- 米が白くなればOK
ご飯を鍋で炊く。火加減と時間~加熱~
引き続きご飯を鍋で炊いていきます。
火加減は中火です。
目視での中火は
炎の先が鍋底に当たるかあたらないか
くらいの強さです。
吹きこぼれる場合は、少し火を弱めますが、基本火加減は一定で大丈夫です。
実際に炊いていきます。
加熱を始めてから数分は曇って中が見えません。
10分程度経過すると、ガラスの曇りがとれて中が見えるようになります。
この状態になるのが10分程度が理想です。
鍋の蓋の隙間から吹きこぼれる場合、吹きこぼれない程度まで火を弱めます。
更に5分後。
ボコボコが落ち着きはじめ、米からご飯になりつつあります。
20分後。
全体的にご飯になりました。
火を止めるタイミングとしては、周りから中心に向かって徐々に米からご飯へと変化していくんですが、最後の中心部分。
ここがボコボコしなくなれば(水分がなくなる)火を止めます。(鍋の中が見える場合)
まとめると
- 火加減は中火のまま一定(鍋底に当たるか当たらないかくらい)
- 吹きこぼれる場合、少し火を弱める
- 中心部で水分が見えなくなれば火を止める
- 火をつけてから消すまで約20分
ご飯の蒸らし方と時間
火を止めた直後は、米に芯が残っている状態なので、蒸らしてはじめて芯までふっくら美味しいご飯になります。
ご飯の蒸らし方は難しく有りません。
蓋をしたまま、5~10分ほど放置するだけです。
ただし、その間蓋を開けたりすると鍋の温度が下がり、火が米の芯まで通りずらくなるので我慢です。
以上で出来上がりです。
今回は、ちょっとお焦げのある美味しいご飯になりました。
テーブルで子供たちと観察しながら炊いたので、興味津々。
炊き上がったご飯は・・・
娘2号
と言って、みんなでご飯だけ食べてしまいなくなりました笑
ご飯が簡単に炊ける土鍋もあるよ
ところで、ここまでは自宅にある鍋でご飯を炊く方法。
炊飯が簡単にできる
炊飯土鍋
っていうのもあります。
普通の鍋で炊くのと違って、
中くらいの強火(中強火)で火にかけ、ふたの穴から蒸気が噴出し始めたら1~2分後に火を止めて、蒸らすこと20分で炊きあがります
と、火加減調整いらずで美味しいごはんが炊けるうえに、普通の土鍋としても可。
1万円程度と、少々値が張りますが、この土鍋でご飯を炊くようになってから
ママさん
と、炊飯器代わりに使用している方も多いです。
炊飯器を買ったと思えば易いですね^^;
本当にご飯がおいしくなりました。
子ども達がかまどさんで炊いたご飯が大好きになり、かまどさんで炊かなかった時は、クレームが来ます。
ご飯の香りが違います。
毎日おいしいご飯が食べれますね。
おすすめです。
ご飯を鍋で炊く時のコツまとめ
以上、鍋でご飯炊く時のコツなど紹介しました。
まとめると・・
>>準備
- 水の量は、米:水=1:1または1:1.2
- または、指の第1関節までの量
- 20~30分放置して米に水を吸わせる
- 米が白くなればOK
>>加熱
- 火加減は中火のまま一定(鍋底に当たるか当たらないかくらい)
- 吹きこぼれる場合、少し火を弱める
- 中心部で水分が見えなくなれば火を止める
- 火をつけてから消すまで約20分
>>蒸らし
- 蓋をしたまま、5~10分ほど放置
最低限、
- 水の量
- 浸水時間
に注意しつつ、
- 火加減
- 蒸らし
を覚えれば、鍋でも美味しいご飯を炊くことができます。
この方法なら停電していても美味しいごはんを食べることができますよ。
失敗した時はこちらの記事をどうぞ。
ご飯の水の量を間違えた(固い・柔らかい)時の復活・使い道の話。
参考になると幸せです。
最後までありがとうございました。