この記事では、色鉛筆の
- 肌色の別名
- 肌色がない理由
- 色鉛筆以外での肌色の別名
などについて紹介しています。
自分がこどもの頃の色鉛筆には「肌色」があったんですが、最近子供たちが使う文具を見てみるとないんですよね。
肌色は別名になっていました。
色鉛筆の肌色の別名って知ってる?
自分が小学校の頃の色鉛筆には肌色がありました。(40代デス)
ところが子供たちが使う色鉛筆を見てみると、肌色って書いている色えんぴつってないんですよね。
で、よくよく、うちにあった色鉛筆を観察してみると、色鉛筆の種類に肌色がなくなりましたが、色自体がなくなったわけではなく、別名に変わっていました。
その名も、
うすだいだい
になっていました。(写真はトンボ製)
ちなみに、同じ色鉛筆又はそれ以外の文房具は、メーカーによって、この「うすだいだい」とはまた別の名前になっていますが、その辺は後段で触れています。
ちなみに、子どもたち二人に肌色の色鉛筆を見せてそれぞれ聞いてみたら・・
ゴリ
娘1号
娘2号
おお・・
まさか、二人で違う回答が帰ってくるとは思っていませんでしたが、色鉛筆の肌色をうすだいだいというのはもはや常識のようです。
色鉛筆の肌色が別名に。肌色がない理由とは?
子供のころは、色鉛筆とか色の名前とか表示などはあまり意識したことも無いですが、大人になってよくよく考えてみると、
肌色
って偏った表現ですよね。。
よくよく調べてみると、
肌色が消えたのは2000年頃
とか。
国際化が進んだ1900年代の終わり頃から「肌色というのは差別なのでは」という風潮が高まったそうです。
具体的な考え方などには触れませんが、いずれそういった理由から、色鉛筆などの色の表示から肌色が消えた、ということのようです。
肌色がないのは色鉛筆だけじゃない。肌色の別名のあれこれ。
色鉛筆に限らず、肌色の表示がなくなったとのことで、子どもたちの文具を見てみました。
いわゆるクレヨンは、(写真はサクラ製)色鉛筆と同じ
うすだいだい
と書かれています。
また、クレパス(クーピーペンシル?)は(ぺんてる製)
ペールオレンジ
という表示。
さらに、絵の具を見てみると・・・
ありませんでした^^;
そういえば、自分も肌色を作るのにいろいろ混ぜたような記憶があったようなないような・・・
いずれにしても、肌色という表示はなくなっていて、それぞれ別名にかわっていました。
とある記載では、
三菱鉛筆、サクラクレパス、トンボ鉛筆の大手三社が、色鉛筆や絵の具、クレヨン、マーキングペンなどの「はだいろ」を「うすだいだい」に呼称変更
※2000年の新聞
また、
ぺんてるが「ペールオレンジ」に変更
※1999年の新聞
という記載がありました。
要は、色鉛筆は、とか、クレヨンは、という棲み分けではなく、製造会社によって肌色から別名へと表示を変えたことになるようです。
ちなみに、
など、色の見本の資料にもいろいろあるみたいですが、肌色の表示はあり、逆にペールオレンジ、うすだいだいの表記がなかったりします。
色鉛筆の肌色の別名のまとめ
以上、色鉛筆から消えた肌色の別名として、
- ペールオレンジ
- うすだいだい
などの表示がされていることがわかりました。
それぞれ、製品として統一されているわけではなく、JISなどに表示がないことを考えると、製造する会社の配慮によるものということになりそうです。
ま、子どもたちにとってはあまり関心のないことかもしれませんが^^;
クーピーが折れた時の直し方を見つけました。
鉛筆削りをつなげる鉛筆削り買ってみました。
参考になれば幸いです。