この記事では、動物園の人気者のラッコについて
- 目を隠す理由
- ラッコの生態
- 絶滅危惧種とか・・
などについて紹介しています。
今日のテレビで、ラッコについて紹介されていましたが、目を隠す仕草をしたり、ほっぺたを触ったりと見ててほっこりする映像ばかりでした。
うちの子供達も思わず可愛すぎてため息をついていました^^;
ラッコが目を隠す理由とは?
動物園のラッコといえば、子供から大人まで、人気の生き物。
そんなラッコには画像の様に目を隠す仕草をすることがあります。
娘2号
と、家の娘達もニコニコしていましたが、これにはちゃんとした理由があったそうです。
まあ、かわいいからなんでもいい・・と思ってしまいますが、ラッコが目を隠す理由を知るとひときわ可愛く見えてきます。
ラッコの生態とは?目を隠すのはなぜだ!
ラッコはもともと寒い地域に生息しているので、進化の過程で寒さに対応できるようになってきたとか。
ラッコは、全身を毛に覆われていますよね。
人の場合、1本の毛穴から生えてくるのは1~5本程度。
ところが、ラッコの場合1本の毛穴から
70本程度(゚д゚)!
もの毛が生えているそうです。
全身で数えると
8億本!!!
にもなるそうです。
これにより、ラッコは冷たい水の上でも直接体を冷やすことなく、優雅に泳ぐことができているそうです。
また、ラッコは皮下脂肪が薄いため、ひたすら食べることで熱を生産しているようで、動物園によると年間の餌代は
200万オーバー
とか。この額は、クジラに次いで2位の金額。
びっくりです。。。
とここまでラッコの生態をざっくりご紹介すると、寒さにつよいんだねー、という印象を受けますが、ラッコの全身の中で唯一毛がない部分があるとか。
それが、手のひら。
全身くまなく毛で覆われているように見えるラッコも、手のひら部分は肌がむき出し。
要は、猫などの肉球と同じなんですね。
そのため、気温が下がり、寒くなるとラッコの体はともかく、手が冷たくて仕方がない。
人に例えれば、極寒の場所で手袋なしでいる状態ですからね。。
そりゃあラッコだって、手を温める方法を探すわけです。
ラッコが考え出したのが目を隠すという選択肢
ということで、何枚か画像を掲載していますが、ラッコが寒い時に手を温めるための仕草が
- 目を隠す
- 手をほっぺたに当てる
- 合掌する
と、一見人に似た格好になるので、その見た目がかわいい・・と言われている所以だったわけです。
ええ。
そりゃ中年のおっさんの自分でもかわいい・・・ってほっこりしますよ。
ラッコは絶滅危惧種
ところで、かつては動物園といえば必ずといっていいほどラッコを目にしたような記憶がありますが、現在日本の国内で飼育されているラッコはわずか8頭のみ。
絶滅危惧種に指定されているそうです。
その理由としてはいろいろあるようですが、
- 海洋汚染による個体の減少
- シャチによる捕食
- 毛皮としての乱獲
などが理由として挙げられるようです。
ラッコが目を隠す理由のまとめ
以上、ラッコが目を隠す理由などについて紹介しました。
優雅に泳いでいるラッコも実は手が冷たい、ということがわかりました。
目を隠す動作や、ほっぺたに手を当てたりするのは可愛すぎてため息が出ますが、要するに寒いんですよね^^;
なんだか切なく感じたりもしますが、でもかわいい・・・
色々書いてます。
参考になると幸いです。
ありがとうございました。