自転車のブレーキワイヤーが切れた時の対処法についてです。
先日、うちの前の下り坂をブレーキ全開で下っていたら、
「ブチッ!!」
という音と共に後輪のブレーキワイヤーが切れました。
ここだけの話ですが、家の自転車はだいぶ古く、いらない部品を外していまして・・
ゴリ
なので。
後輪ブレーキが切れまして
ゴリ
ってなりました。
安全装置を取り外すのは危険なのでやめましょう。
ということで、自転車のブレーキワイヤーが切れた時どうするか、についてです。
もちろん交換しましたので、交換方法(後輪)についても紹介しています。
空気入れってめんどくさいですよね。疲れるし場所とるし。
- コードレス
- 自動
- コンパクト
っていう神的な空気入れを見つけたので紹介してます。
↓
自転車のブレーキワイヤー(後輪)が切れたらどうする?
自転車のブレーキワイヤーが切れたらどうするか、ですが、基本的に
交換する
しか方法はありません。
自転車のブレーキワイヤーが切れる場合、大概ブレーキレバー根元の「タイコ」と呼ばれる部分からワイヤーが切り離されてしまいます。
バイクとかだと、出先で切れると大変なので、一時的に治せる応急タイコというのもありますが、自転車の場合は無いです。
なので、仮に自転車で出かけている時にブレーキワイヤーが切れた場合は、残りの前輪・または後輪のブレーキを駆使しつつ帰りましょう。
前後のが切れた場合は、押して帰ってください。
危険です。
ちなみに、ブレーキワイヤーが切れると、レバーからワイヤーが離れてベローンってなりますので、邪魔にならない位置に巻きつけるなどしておきます。
後ほど交換することになりますが、再利用する部品はありませんので、無くしても気にしなくてOKです。
ブレーキワイヤー交換の料金は?
自分で修理する場合については、後段で紹介していますが、自転車屋さんなどでお願いする場合の料金相場です。
町の自転車屋さん、ホームセンターなど様々ですが、
1000円前後
の模様です。
作業時間については10分程度。
特に難しい作業ではないので、比較的短時間で終了します。
余裕があれば自分で挑戦してみるのも良いと思います。
はじめての場合でも、構造は単純なので30分もかかりません。
今回、後輪のブレーキワイヤーが切れたので交換しましたが、ワイヤーは100均にありました。
自転車のブレーキワイヤーが切れた時の交換方法~準備~
ということで、自転車のブレーキワイヤーが切れたので交換しました。
まずは、必要なものです。
簡単な作業ですが、最低限の工具は必要になります。
でも、ほとんど100均で揃えることができます(^_^;)
①交換用のブレーキワイヤー
コレ↓100均のやつ。
普通のママチャリだと150cmで足ります。
ブレーキワイヤーin100均。前後輪で長さが違うので注意。
②10mmスパナ
ブレーキ周りに使用されているナットは10mmです。
こんなスパナとか、
モンキーレンチでも大丈夫です。
ちなみに、メガネレンチだと、ブレーキ調整ができないのでやめたほうがいいです。
③ペンチ・ワイヤーカッター
なくてもなんとかなりますが。。
切れたブレーキワイヤーが引き抜けない場合などに使用できます。
- 新品のワイヤー
- 10mmレンチ
- ペンチまたはワイヤーカッター
です。
自転車のブレーキワイヤーが切れた時の交換方法~実践~
実際に、交換しました。
一応、新品のブレーキワイヤーの後ろにも交換方法は表示されています。
大まかな交換手順は・・
- 自転車のブレーキワイヤーが通っているところを確認する(新品も同じところを通すため)
- 切れたブレーキワイヤーを引き抜く
- 新品のブレーキワイヤーのタイコ部分を、レバー側に取り付け
- ワイヤータイコの反対側の端から、元のブレーキワイヤーが通っていたところを通す
- ブレーキ部分に仮止め
- 微調整
という感じで進めます。
一見難しそうですが、それほど面倒な作業はありませんので臆することなくやってみましょう。
今回購入した新品の自転車のブレーキワイヤーです。
ワイヤーというと、この針金のような部分のみですが、外側のカバー(アウター)は外したりせずこのまま取り付けて行きます。
で。
ゴリ
ブレーキワイヤーが通過しているところを確認した上で、切れたワイヤーを外します。
レバー部分に、タイコをはめ込んで行きます。

タイコを横からはめ込み、ワイヤーはレバーの切込みの通りに通して行けばOK。
ワイヤーを通したら、後輪ブレーキ側に取り付けて行きます。

①アジャスターネジ ②アジャスターナット ③ワイヤー止めネジ・ナット
自転車によって若干部品が違いますが、基本的な構造は同じです。
ワイヤーの端を①~③の順で通過させます。
ワイヤーのアウターカバーは、①の部分で止まります。
③のワイヤー止めネジの穴を通し、ナットを軽く締めます。
このネジは穴が空いている専用部品なので、サビなどが激しい場合交換することをおすすめします。
交換の作業自体はこれで終了です。
続いて調整作業です。
自転車のブレーキワイヤーが切れた時の交換方法~調整~
自転車のブレーキの仕組み(後輪)は、ブレーキレバーを握ることで、ワイヤー止めねじの部分が←方向へ引っ張られてブレーキがかかります。
なので、まずはワイヤーを仮固定した状態でブレーキレバーを握ります。
ワイヤーを通過させてそのままの位置で固定した場合、あまりブレーキは効かず、レバーをいっぱいに握ることができてしまうはずです。
手順としては
- ブレーキレバーは戻した状態
- ②ナットを緩め①のところまで詰めて、①ネジを締め込む(画像右方向へ)
- ワイヤーの端を引く、または③のナット部分を画像左方向に軽く引く
- その状態で、③ナットを仮止め
- レバーを握る。レバーを半分ほど握った位置でブレーキがかかる状態になるよう手順③、④を繰り返し調整。
- ③のネジを本締め
- さらに微調整する場合、①ネジを緩め(画像左方向へ)位置が決まったら、②ナットを締めて固定
という具合でブレーキ調整をしていきます。
ブレーキのかかり具合は③のネジの固定位置で調整することができる、ことになります。
①、②のアジャスター部分に付いては、微調整ができます。
自転車って構造を観察しているとその動きがわかりますので、色々やってみると良いと思います。
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まとめ
少し長くなりましたが、自転車のブレーキワイヤーが切れた場合の対処法について
- 交換するしかない
- 修理料金は1000円前後
- 自分で交換する場合、全て100均で揃う
- 自転車ブレーキの交換・調整方法など
でした。
案ずるより・・・と言いますが、一見難しそうに思えても、いざ自分でやってみると意外と簡単だったりします。
構造も単純なので。
ぜひ自分で挑戦してみてくださいねー。
ゴリ
ではでは。