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bardに介護施設のBCPの法的根拠を聞いたら嘘をつかれた話。

久々の更新ですが、昨今話題の生成AIの話。

所用で法律について調べていたのですが、生成AIを使えば関係法令もババババッと表示されるのでは・・・と思ったので、googleのbardで検索してみました。

結果的に存在しない法令、本文を提示されて少し肝を冷やすことになりました

記事の内容
  • 法令検索をした結果bardは嘘つきだった話
  • bardの使い道

※bardを非難する話ではなく、使い所の見極めは大事っていう話題です。

法令検索をしていたらbardに嘘をつかれた話

先日、根拠法令を探そうと生成AIを頼ったら、全く存在しない法令が表示されてしまいました。

介護施設にかかるBCP(業務継続計画)の策定が、2024.4~から義務化されるそうで関係法令をあさっていました。

bardが回答した法令をe-Govポータルで検索してみると、全く違う内容。

そもそも法令上、BCPの表記ではなく「業務継続計画」かな・・と思い、読み替えを指示してもう一度トライ。

なんか分からないが、結局同じ回答だったので、存在しない法令じゃないか!と指摘。

一応、ごめんなさい、と謝られたあと、別の条文が表示。

検索するも、またもや全く違う内容。

最終的には、現時点で根拠法令は存在しない!!という回答でした。

すでに公布されているのでそんなわけもない

介護施設のBCPの根拠法令(参考)

bardにお願いしたら、嘘つかれたので使い所は考えた方がいいよね、もしくは自分でも調べたほうがいいね、っていう話ですが、一応BCPの根拠が書かれている部分を掲載しておきます。

ちなみに、介護施設のほか児童福祉施設、障害者施設も含まれてます。

厚生労働省が発表した令和3年度介護報酬改定のページに概要資料と、省令、告示のリンクが載ってます。

省令告示のPDFで新旧対照表示にはなっていますが、縦書きなのでだいぶ読みずらいです。

横書き推しの方は、こっち→e-gov法令検索

↑の法令検索のページ見るとわかりますが、検索結果一覧には介護施設のほか、児童福祉施設、障害者施設も含まれていますので、それらすべての施設で2024.4~完全義務化になります。(2024.3までは努力義務)

施設関係者の方は早めに準備したほうが良さそうです。

現状、介護施設のBCP策定支援もやってますので、どうしていいかわからない方はご相談ください。

gori3353@gmail.com

まとめ:bardは嘘もつくので使い所を考えるべし

同じ生成AIのチャットGPTと比べると、bardはweb上から情報を拾ってくれるので重宝していましたが、法令検索をする場合は自分でも調べたほうが良さそうです。

人それぞれ使う場面は違うと思いますが、使いどころの見極めは必要だね、っていう話でした。

ではでは。

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