通行人
という方向けの話題です。
こんにゃくを使用した煮物、おでんなど色々ありますが、作ってすぐ食べると中まで味が染み込まずに、表面だけ、ということが多いですよね。
一度冷ますと、ゆっくり中に味が染み込んで行くんですけど。
そんなのんびりしてられないので、ならば簡単にこんにゃくに味を染み込ませたいところ。
そんな時には
砂糖✕こんにゃく
がおすすめですよ!
こんにゃくに味がしみない時は砂糖を使う
そのまま料理に使うと、なかなか味がしみないこんにゃくですが、以下で紹介する下処理をすることで、簡単に味を染み込ませることができます!
こんにゃくの下処理準備
使うものは砂糖のみ。
- こんにゃく 100g
- 砂糖 小さじ1
ここの比率をなんとなく覚えておいて、使いたいこんにゃくの量に応じて調整すればOKですね。
こんにゃくの下処理のやり方
特に難しいことは有りません。
- こんにゃくをてきとーに切る
- 分量のこんにゃくと砂糖をポリ袋などに入れて1分ほど揉む
- 水を捨てる
- いつもどおり料理に使用する
なんだか、野菜の水分を抜く時と似てますね。
砂糖でこんにゃくに味が染み込み易くなる理由
なぜに砂糖とこんにゃくで、普段味がしみないのに簡単に味が染み込むようになるのか、です。
これは、
砂糖とこんにゃくを揉み合わせることで水分が持つ浸透圧により、こんにゃくの中の水分が抜ける
からなんだそうな。
で、実際にこんにゃくの水分を抜いて見るとわかりやすいと思いますが、見た目の大きさなどに変化無しです。
でも、水分は抜けている。
要は、こんにゃく内部の水分があった場所が、空洞になっているわけですね。
で、その後いつもと同じように料理をすると、その空洞部分に味が入り込むので、中間で味が染み込みやすくなるという話。
ゴリ
こんにゃくに味を染み込みやすくする方法。砂糖=塩
となると・・・
通行人
という疑問が生じます。
これもそのとおりで、野菜の水分を抜くのに塩を使いますが、塩でも同じです。
とはいえ、塩を使うと、その後の味付けが難しくなるため砂糖のほうがいいよ、という話です。
こんにゃくのアク抜きには塩を使うけど?
ちなみに、こんにゃくって、こんにゃく芋から作ったものと、粉末状にしたものとがあります。
こんにゃく芋から作ったこんにゃくは、芋そのもののいわゆるアク(雑味)が強いため、料理などに使用する前に一度塩ゆでします。
と、趣味でこんにゃく芋からこんにゃくを作ってる母がやってました笑
結局は砂糖でも塩でも同じだけど、アク抜きの場合に塩を使うのは、沸点を上げる為なんでしょうかね。
それと、砂糖水でも塩水でも、沸点を上げることができるんですが、同じ量だと塩のほうが少ない量で済みます。
その辺も踏まえて、塩を入れての下茹でが多いのかなーと思ってます。
こんにゃくに味がしみない時の砂糖以外の方法
ここまで、砂糖で揉み込むことで、こんにゃく内部に隙間ができて、味が染み込みやすくなるよ、という内容でした。
それすら面倒・・という方は、料理に入れる前の切り方などを工夫することで、包丁でスパッと切った時に比べて味が染み込み易くなるので参考まで。
ゴリ
手でちぎる
こんにゃくを手でちぎって使います。
親指をこんにゃくに突っ込んで、グイッとちぎればOKです。
切り込みを入れる
おでんなんかでも見かけますが、表面に格子状の切り込みなどを入れる方法。
他にも、スプーンで小さく切るとか、色々考えられますが、要するに
こんにゃくの表面積を広くする
ことが目的だと思ってます。
それと時間があれば、
- 一晩寝かせる
- 冷やす
という方法もありますね。
こんにゃくに味がしみない時の対処法まとめ
以上、こんにゃくに味がしみない時の下処理などについて紹介しました。
一番は
砂糖を入れて揉み込む
という下処理が簡単だしおすすめですね。
参考になると幸いです。
ありがとうございました。