中学生の息子は不登校です。
ただ全く行かないわけでもなく、たまに顔を出してはいるんですが。
学校に行かなくなったのは、約2年前位からで、理由ははっきりとはわかりません。
理由の一つには、親の都合で2度の転校をしたことがあるのかなと。
特段学校でいじめられているとかではなく、本人も本当の理由はわからないのかもしれません。
自立する年頃ですし、色々考えていると思いますけど。
本人が辛いのは重々承知しているつもりですが、やはり親も辛い。
不登校の件で夫婦ケンカもあるし、雰囲気がどんよりすることもしばしば。
根性論で育ってきた自分は、学校は行くものというのが根底にあるのでそれもあるのかなぁ。
最近では、学校に行くことに関しては咎めず、むしろ生きているだけで十分だと思い始めてます。
呼ばれれば返事するし、飯も一緒に食べるし、たまに出かけようとすれば一緒についてくるし、会話もするし、笑う。
その上、気が進まない学校に行ってくれたら、なんて思うのは贅沢なのかもとさえ思う今日このごろ。
将来の不安は少なからずあるけど、学校の勉強よりも大事なことはたくさんあるし、少しづつ生きる術を伝えていけたらなあ
と思ってます。
実は、姉の息子も小学校から不登校なのですが、小5で義務教育が無駄だと悟り、自ら学校に行かないと決めたらしい。
それまで、不登校に頭を抱えていた姉だったけど、今では本人が決めたことだし、と落ち着いたもんです。
「学校行かなくたって生きていけるから大丈夫。」
しっかりとした口調で話をしてます。
不登校だって別にいいんです。
今は将来に向けての充電期間なのかもしれません。
息子よ。
ゆっくり休め。