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すいとん・だご汁・ひっつみなど、小麦粉を練って作った団子?が入った料理の違いの話です。
先日、すいとんを作りました。
ちょっと背伸びしましたw
家のあたりでは
「はっと」
って言います。
通行人
「はっと」で育って来たので、今までなんの疑問も抱きませんでしたが、どうやら全国的には色々あるんですね。
すいとん・だご汁・ひっつみ・はっと・・の違いです。
すいとん・だご汁・ひっつみ・・違いとは?
くらえーこれが男の小麦粉料理じゃ!#引き続き野菜大量消費#冷蔵庫清掃#切るのめんどうなのでささがき#ほうとう、ひっつみ、はっと名前でわかる郷土料理#やっぱり作りすぎた pic.twitter.com/pJ0S9sjWpm
— ゴリ@仏 (@ikujititi) July 3, 2019
ご覧の通り、「はっと」を作りました。
噛み砕いて言うと、
小麦粉を練って、耳たぶくらいにして、ちぎって鍋にいれて野菜と煮込んだ料理
です。
クックパッドから画像引用します。
だご汁とすいとんの違いを画像で表現します。
これがだご汁です。
大丈夫です?
では続いて、すいとんです。
はい。
違いがわかりました?
・・・
・・・
そう。同じです。
厳密にいうと、小麦粉を練ったやつがちょっと緩かったり、スプーンを使って団子状にしてみたり、使うだしが違ったりと微妙に地域性がありますが、基本的に同じ料理です。
要するに
小麦粉を練ったやつを入れた料理=すいとん・だご汁・ひつっみ・はっと・ほうとう・・・
なんですね。
さらに、別の呼び方をする地域もあるそうですが、おそらく相当数になりそうなので省きます。
小麦粉団子=すいとん=ひっつみ=はっと・・・呼び方の違い
小麦粉団子を入れた料理の呼び方には色々あって
- すいとん
- だご汁
- ひっつみ
- はっと
など地域によって違いがあるんですね。
面白い地図がありました。
この通り、基本的に料理の作りは同じで、地域で呼び方に違いがあるというわけ。
通行人
ゴリ
ただ、全国的には「すいとん」といえば通じる模様ですね。
ツイッターでも、現地の声を聞くことができました。
めちゃくちゃ美味しそうです…??くまモン県では団子汁(だごじる)
もっとお品のある名前だと良かったんですけど…??— にーよん@パワフル4児母! (@4ka_san) July 3, 2019
小麦粉団子が入っているから
団子汁=だご汁
とのこと。
なんとなく、「だご汁」と聞くと濁った響きがあるので微妙な感じもありますが、そもそもが団子汁なので納得です。
「だんごじる」よりも「だごじる」の方が呼びやすいですしね^^
すいとん・だご汁の作り方
呼び方に違いはあるものの、すいとんだろうが、だご汁だろうがすべて同じものであることがわかりました。
作り方はというと、地域によって小麦粉団子の硬さや、ちぎり方、丸め方に違いがあるそうです。
ざっくり言うと・・
- 団子状に丸めたもの
- 手でちぎったもの(自分のはっとはこれ)
- 緩めにこねてスプーンで丸めたもの
などなど。
ちなみに、すいとんの作り方をウィキペディアから引用すると・・
- 小麦粉1kgに対し、ぬるま湯または水500 – 600cc程度を用いてかき混ぜ、そぼろ状にした後で1つにまとまるように器の中でまとめ、さらに圧して10分程度練り混ぜてグルテンの生成を促し、粘りを出す。
- 練り終わった生地を1時間程度寝かせ、生地全体に水分を行き渡らせて熟成させる。
- 具材として野菜や肉を適当な大きさに切った後、煮て出汁を加える。
- 生地を適当な大きさ・厚みに加工し、または千切ってだし汁に入れ、さらに煮る。
- すいとんに火が通ったら、ネギなどの薬味を好みに合わせて入れて食べる。
はっきりとは表現されていません^^;
クックパッドなどネット上にあるレシピなどもしかり。
ゴリ
普段作る方なら、一度他の地域の作り方を試してみても良さそうですよね。
はっと(すいとん・だご汁)作ったよ
簡単にいつも自分が作っている「はっと」の作り方を紹介します。
1 薄力粉をテキトーにボールなどに投入。大体で大丈夫です。
2 水を少しずつ入れてこねていきます。ちょっと少ないかなーという位を入れてしばらくこねます。
3 押してゆっくり戻ってくるくらい(耳たぶ)になったらラップをかけて30分ほど放置。
4 その間に、冷蔵庫にある具を切って鍋に投入(大根・人参・ごぼう・豆腐・油揚げ・豚肉・・・)
5 手を水で濡らして、丸めた生地を親指の付け根の厚い部分を活用して薄く伸ばし、小さくちぎって熱湯で4分くらい茹でる。
6 ざるなどに湯揚げして、水でしめてざるに上げます。2、3個つまみ食いをする。
7 4で煮込んでいた材料に火が通ったら、味噌・しょうゆ(半々位)ダシ、塩などを入れて味見(量りません)
8 味が整ったら、水締めした「はっと」を鍋に投入し「はっと」が温まったら完成
ゴリ
分量などは量らなくても、耳たぶくらいの硬さになるまでちょっとずつ水を入れていけば大丈夫です。
個人的なこだわりは・・
- 下茹でする→煮込んでいる鍋にそのまま投入してもいいけど、汁がドロドロするのであまり好きじゃない
- いろんな具をいれて大量に作る(じゃがいもとかも入れます)
- 味噌と醤油半々(醤油だけ、味噌だけの家庭もあります)
です。
自分の地域でも、各家庭で作り方が違いますが、結局は何でもありなんですよね^^;
すいとん・だご汁・ひっつみ・・違いのまとめ
以上、全国的にいろんな呼び名のある小麦粉団子入りの料理についてのお話でした。
- すいとん・だご汁など呼び方の違いはあれど、料理の内容はほぼ同様
- 作り方は地域・家庭によって様々
とのこと。
自分流の「はっと」の作り方も紹介しましたが、違う地域の作り方も真似てやってみたら面白そうだなーと思いました。
今回は以上です。
すいとんは手でちぎりますけど、手につきにくくて、もっちり美味しいすいとん専用粉もあります。
よろしければどうぞ。
ちなみに、メリケン粉っていう方もいらっしゃいますが、小麦粉とメリケン粉の違いとは?名前の由来や見分け方の話。で、その違いについてまとめてみました。
それではお役にたてることがあると幸せです。
ありがとうございました。
すいとん=醤油味で、だご汁=味噌味なんだよね。
特に関東は、千葉の野田・銚子での醤油生産が盛んだった。
なるほど、味付けの違いもあるんですね。
「小麦粉を練ったもの」についての違いのみで、味付けはノーマークでした!
地元の方のお話興味深いです。
コメントありがとうございました!