デュラムセモリナ粉とは
スーパーでパスタを見ていると
デュラムセモリナ粉
って書いてます。
デュラムセモリナ。
デュラ?ム?セモリナ?
ということで、
デュラムセモリナ粉とはなんなのか
についてです。
デュラムセモリナ粉とは?
主にパスタのパッケージで目にする
デュラムセモリナ
という、意味がわからなければ全く理解不能な言葉。
デュラムとは?
そもそも。
デュラム
という小麦があるそうです。
あまり馴染みがありませんが、主な生産地は北米大陸、豪州、ヨーロッパ。
パスタに適した硬質の身が黄色い小麦とのこと。
小麦もそのほとんどを輸入に頼っている現状ですが、このデュラム小麦は農家の方が試行錯誤しているようですが、日本の気候では栽培は難しいとのこと。
小麦の種類
ちなみに、デュラム小麦の他、小麦の種類はというと、複数の種類があり、含まれているたんぱく質の質と量などによって以下のように区別されてとのこと。
硬質小麦・・・たんぱく質が多く、粘弾性(粘り・弾力性)に富むため、パンや中華麺向き。(主としてアメリカ、カナダ産)
中間質小麦・・・たんぱく質の含有量は中くらいで、うどん(ゆで麺や乾麺)など向き。(主としてオーストラリア、国内産)
軟質小麦・・・たんぱく質が少なく適度にやわらかいため、天ぷらなどの料理、ケーキやお菓子向き。(主としてアメリカ産)
デュラム小麦・・・軟質小麦 スパゲティやマカロニ用。柔軟で弾力性の強いグルテンを豊富に含むため、加工するとシコシコとした食感のコシの強いパスタに。もともと黄色味を帯びている。(主としてカナダ産)
引用元:https://www.nisshin.com/
以上のように、料理などその使い道によって、4種類に分けられているんですね。
で、デュラム小麦まではいいとして
「セモリナ」についてです。
「セモリナ」とは?
引用元:農林水産省
セモリナは小麦の胚乳部のことなそうです。
上図で、「胚乳」の部分です。
一般的に「セモリナ粉」と表現される場合小麦粉よりも粗くなります。
製粉工程で小麦をかるく粉砕することによって、胚乳を細かくしないで、ざらめ状で採り出したもの。
なので、単純に「セモリナ粉」とした場合、デュラム小麦に限った話ではなく「粗挽き粉」という意味があるそうなんですね。
ということで、
デュラムセモリナ
については、
デュラム小麦のセモリナ粉
という意味合いになります。
なので、パスタのパッケージにも
デュラム小麦のセモリナ粉と表示されているんです。
デュラムセモリナ粉とはなんなのかのまとめ
以上簡単ですが
- デュラム→デュラム小麦
- セモリナ→小麦の胚芽の部分
のことを表しているそうです。
参考になれば幸いです。
ありがとうございました。