この記事では
- 海苔をパリパリにする⑦つの方法
- 色で確認する方法
- 海苔の保存方法
についてまとめています。
いざ海苔を使おうとした時に、パリパリじゃなくて困る(手巻き寿司とか特に)ことがあります。
そんな時に使える海苔をパリパリにする方法について紹介します。
やり方は至って簡単なものばかり。
しっとりになってしまった海苔を我慢して食べるより、ひと手間加えてパリパリの海苔を美味しくいただきましょう~
海苔をパリパリにする方法。海苔はなぜパリパリじゃなくなるのか。
娘2号
海苔がパリパリじゃないとこういう現象が発生しますよね笑
海苔をパリパリにする方法について紹介する前に、簡単に海苔がパリパリじゃなくなる理由について触れておこうと思います。
ご存知の方も多いと思いますので、不要な方は読み飛ばしてください。
で。
海苔がパリパリから、しっとり?(子どもたちが噛み切れなくなる状態笑)な状態になる理由は
湿気
を吸収してしまうからですね。
海苔の特性として、
急速に空気中の水分を吸収する
という特性があります。
海苔の袋を開けてしばらく放置していると、あっという間に湿気を吸収し、パリパリ感がなくなっていた、という経験をした方は多いと思います。
湿度の高い梅雨の時期なんかは、驚くほどのスピードでシケってしまいますよね。
ちなみに、海苔の乾燥剤には生石灰のものが使われます。
乾燥剤にもいろいろ種類があるんです。→乾燥剤の種類
ということで、海苔からパリパリ感がなくなる理由は、湿気。
つまり、海苔をパリパリにする方法は、その湿気をいかにして飛ばすか、ということになります。
海苔をパリパリにする方法。7つ。
前置きが長くなりましたが、海苔をパリパリにする方法です。
極論、湿気を飛ばすことができれば方法は何でもいいので、湿気の話について紹介しました。
では、海苔をパリパリにする方法について紹介します。
①電子レンジ
まずは電子レンジを使用して、海苔をパリパリにする方法。
海苔をそのまま電子レンジに入れ、500Wくらいで30秒程加熱。
気になる方は、海苔は耐熱容器などに乗せても良いですし、レンジのターンテーブル(回ってる皿)とかにキッチンペーパーを敷いたりしても良いです。
余談ですが→電子レンジの回る・回らないタイプの違いって知ってた?
こうして海苔の水分を飛ばします。
終わったら取り出して、パリパリしているか確認して、足りない場合は10秒ずつ足して加熱します。
一度やってみて、どのくらい時間がかかるか確認しておけば、以降毎度レンジを開けて海苔を確認する必要はなくなりますね。
②オーブントースター
続いて、オーブントースターを使う方法。
予め1分ほど余熱をしておきます。
内部が温まったら、海苔を乗せ、5〜8秒ごとにひっくり返します。
これをパリパリになるまで繰り返します。
比較的パリパリになりやすいですが、やけどには注意しましょう。
また、海苔を放置しているとあっという間に焦げてしまうので常に監視する必要があります。
③フライパン
そして、コンロを使用してフライパンで海苔をパリパリにする方法。
フライパンを弱火で熱し、温まったら海苔を入れてパリパリになるまで時々ひっくり返すだけ
料理しながらであれば、この方法が良いかもしれません。
④火の上で炙る
ihコンロが普及しているので、できない家庭も多いかもしれませんが、ガスコンロの直火を使う方法。
家もihコンロになりましたが、自分が子供の頃は母がよくコンロの上で海苔を炙っていた記憶があります。
やり方は、コンロを弱火にして、その真上で海苔の両面に熱が当たるようにヒラヒラと動かします。
近すぎるとやけどをしますし、海苔が焦げますので適度な距離で。
ガスコンロがあれば、個人的にはこの方法が一番手っ取り早い方法だと思います。
⑤乾燥剤を入れておく
明日は手巻きじゃ!など予め海苔を使用することがわかっている場合。
前日など思い出したタイミングで、密閉容器に海苔と乾燥剤を入れておけばOKです。
ちなみに、乾燥剤は湿気を吸収すると膨らみますので、できるだけ湿気の吸収していないものを使用するようにしたほうが良いですね。
海苔の乾燥剤は生石灰のものを使用します。
⑥ストーブ
ガスコンロの直火に近いですが、冬であれば反射式のようなタイプのストーブ(やかんを載せておくとお湯が湧くやつ)を使用する、という方法も可能です。
ストーブの上にアルミホイルを敷き、その上に海苔を置いてひっくり返しながら両面を熱します。
冬限定ですが、燃料などのムダがなく海苔をパリパリにできますね。
⑦ドライヤー
ちょっと荒技ですが。
湿気を飛ばす、という観点からドライヤーを使用するという方法もあるかもしれません汗
海苔が飛ばされないようにしっかりもって、両面まんべんなくドライヤーの温風をかける。
とできると思います。
これは、今思いついただけで、やったことはありませんので参考までに^^;
海苔がパリパリになった?色で確認する方法
ところで、海苔がパリパリになったかどうかですが、個人的な感覚の話です。
通常、焼海苔は黒っぽいまたは、緑色っぽい色をしていますよね。
わからん・・という方は、海苔を天井照明などに向けて透かして見てくださいね。
これが湿気ってくると、赤みがかった色になっています。
湿気った海苔の色を見てみてください。
ね?
つまり、です。
上記で紹介した海苔をパリパリにする方法を行っている時に、触ったり折ったりする以外にパリパリになったかどうかを確認するには
色が緑色か、黒っぽい色になった!
というのがパリパリの目安です。
個人的な感覚ですが、ほぼ間違いないです。
まだでしたけど?という場合はご容赦くださいm(_ _)m
海苔をパリパリのまま保存する方法
ここまで、海苔をパリパリにする方法について紹介しました。
毎度、あの手この手でパリパリにするのも良いのですが、ならばパリパリのまま海苔を保存できれば良いわけで。
ま、一番は海苔がパリパリのうちに食べてしまえばいいんでしょうけど、一度に食べきるのは難しいので、保存方法も考えておく必要があると思います。
家の場合ですが、海苔は冷凍庫に保存します。
ジップロックとかの密閉容器に乾燥剤と一緒に入れて、です。
こうすると、常温保存に比べて比較的長い間、海苔がパリパリのまま保存しておけます。
ちなみに、使用するときは、常温に戻してから開封します。
理由は、冷凍庫から出してすぐに開けると、海苔が湿気を吸収しやすいからです。
とはいえ、あまり長期間になれば、シケってくるので、その場合は上記で紹介した方法でパリパリにすることになります。
海苔をパリパリにする方法のまとめ
以上、海苔をパリパリにする方法について
- ⑦つの方法
- パリパリを色で確認する方法
- 海苔の保存方法
など紹介しました。
参考になれば幸いです。
ありがとうございました。