通行人
という方向けの話題です。
この記事では、
電子レンジの回る・回らないタイプの違い
について紹介しています。
料理に欠かせない電子レンジですが、回るタイプと回らないタイプってありますよね。
考えてみれば、以前は回るタイプしかなかったような・・
恥ずかしながら最近になって、その違いを知ったので共有しようと思います。
電子レンジでなぜ温めができるの?
娘1号
電子レンジには、回るタイプと回らないタイプとがありますが、その違いってご存知ですか?
自分は最近ようやく知りました^^;
でも、回らないタイプの電子レンジが出てきたのってごくごく最近の話ですよねぇ。
違いの話の前に、電子レンジでなぜ物があたたまるのかという話について簡単に触れておきます。
ここがなんとなく理解できると、電子レンジの回るタイプ、回らないタイプの違いも簡単に理解できます。
電子レンジの原理
電子レンジには、電磁波が使われています。
それがマイクロ波というもので、電子レンジの中で乱反射して食材へ。
この電磁波は、水によく吸収されるらしく、水分子を1秒間に24億5000万回振動させるそうです。
この時に、振動と共に大きな摩擦熱が発生。
電子レンジは、この摩擦熱を利用して発熱しているということらしいです。
個人的に目に見えないものは、あまり信用しないタイプなので正直よくわからない世界ですが、そうらしいです。
電子レンジが回ったり回らなかったりする違いは、このマイクロ波が出ている場所に関係していました。
ちなみに、「水」を振動させることで発熱する、ということなのでそもそも水分が無いものは温められない、ということになります。
食べ物ではありませんが、例えば、タオル。
家ではよくビニール袋に、濡らしたタオルを入れて、レンジでチン。
ホットタオルとして使います。
試しに、乾いたタオルをチンしてみたら全然でした。
そういうことです^^;
氷でも実験してみました。
回るタイプの電子レンジが回る理由
ということで、回る・回らない、それぞれの電子レンジの話。
冒頭でも話しましたが、以前は回るタイプの電子レンジしかありませんでしたよね。
で、なぜ回るのか、その理由についてです。
先程のマイクロ波は、回るタイプの電子レンジでは、放射するところが1箇所のみです(大体右か左の内壁)。
乱反射するとはいえ、放射するところが1箇所なので温めたい食材の影になって、温めに「ムラ」ができてしまいます。
そこで、電子レンジ内にある「ターンテーブル」で回ることで、まんべんなく温めることができるということになります。
というか回らないとダメなんですね。
回らないタイプ電子レンジ
他方、回らないタイプの電子レンジ。
こちらは最近よく目にするようになりました。
このタイプの電子レンジは、先程のマイクロ波が電子レンジの下から放射され、回らなくても「ムラ」なく温められようになっています。
電子レンジの回る・回らないの違いとは
ということで、まとめると、回る回らない、2つの種類のある電子レンジですが、根本的な違いは
マイクロ波が放射される場所
にあったんですね。
機能的な違いのある2種類の電子レンジですが、回らないタイプの電子レンジには多機能なものがほとんどです。
逆に、回るタイプはレンジとしての機能のみです。(単機能)
そのため、
価格は、回らないタイプ>回るタイプ
という違いもあります。
なので、電子レンジの機能だけで十分!という方は、単機能の回るタイプの電子レンジを使っていますし、色々料理をしたいからオーブンとかいろんな機能がほしい!という方は多機能の回らないタイプを選んだりするなどそれぞれ使い方によって違ってきます。
電子レンジの回る・回らないタイプの違いのまとめ
以上、
回る・回らないタイプの電子レンジの違い
について紹介しました。
根本的な違いは、マイクロ波を放射する場所。
それにより、回ったり回らなかったりする、という話でした。
冷凍食品の話。
参考になれば幸いです