この記事では、コイン精米機について
- 使い方
- 値段
- 営業時間
- 米ぬかの話
について紹介しています。
自分の実家がコメ農家なので、玄米の状態で送られてくることも多く。。
また、最近だとふるさと納税の返礼品で玄米が送られてくることもありますね。
玄米ご飯として食べるなら方であればそのままでもいいのですが、白米にするとなるとコイン精米機を利用するか米屋さんにお願いするか。
初めて使う時は戸惑うかもしれませんが、実際使ってみると使い方は意外と簡単です。
初めてコイン精米機を使用する方でもわかりやすいように、使い方などについてまとめてみましたので参考なれば幸いです。
コイン精米機の使い方。
コイン精米機と言っても、ISEKI(イセキ)とかヤンマーとかいろんなメーカーがあります。
メーカーは違っても基本初めて使用する方でも使えるように、使い方が表示されている場合がほとんど。
ということで、この記事で紹介するのは「ISEKI」のコイン精米機を例に使い方を紹介します。
コイン精米機は夜間であればこんな感じで看板に照明がつきますし、昼間でも割と目立つので探してみると見つかると思います。
うちの近所にはありませんでしたが。。
で、実際にコイン精米機を使用する時には
- 玄米
- 100円または500円玉
を持っていきます。
お釣りがでる機種もありますが、硬貨のみ!ということもあるので、できれば100円玉でもって行きましょう。
1000円札で行くと、自動販売機とかでいらないジュースを買う羽目になります。
これを想定してか、コイン精米機の近くに自動販売機があることが多いですが。
順を追って使い方を紹介していきます。
- お金を入れる
- コメを投入
- 白さを選ぶ
- 米を取り出す
- 掃除して終了
①お金を入れる
はじめにお金を投入します。
ご覧のとおり、このコイン精米機では紙幣は使用できないので、準備しておいた硬貨を投入します。
持参したコメの量に必要な分のお金を投入します。
料金が不足した場合(精米が止まる)でも、後から追加できるので大丈夫です。
先日、30kg精米するのに試しに300円入れたら足りなくなったので追加しました。
精米の値段と所要時間
このコイン精米機の場合の値段とおおよその所要時間の目安は以下の通りです。
※精米・無洗米を選択できますが、料金が変わります。
※精米の場合、上白、標準、8分・・・が選択可能。料金は変わらず。
【精米】
- 5kg~100円(約2分)
- 10kg~200円(約4分)
- 20kg~300円(約6分)
- 30kg~400円(約7分)
以降10kgごとに100円加算
【無洗米】
- 5kg~200円(約4分)
- 10kg~300円(約5分)
- 20kg~400円(約8分)
- 30kg~500円(約10分)
この料金設定は、コイン精米機によって違うようで、とあるコイン精米機では、30kgで300円。
実際に行くと、料金目安が掲示されていると思うので、詳しくは現地で確認しましょう。
②コメを投入
投入口はこんな感じですり鉢状になっているので、持参した米を投入します。
30kgまでは1回で入ります。
基本玄米専用。
一度精米した米を再度精米すると米粒が小さくなり、機械に詰まってしまうことがあるためできません。
ちなみに、あまりないと思いますが、籾(もみ)の状態からの精米については後段で触れています。
③白さを選ぶ
精米する米の出来上がりの白さを選択。
先に触れたとおり、無洗米と精米とで料金が変わります。
あまりこだわらない方は(自分も)標準でいいと思いますが、精米の程度の違いは
- 「上白」 約10%のヌカを取り除いたもの
- 「標準」 約9%のヌカを取り除いたもの
- 「8分」 約8%のヌカを取り除いたもの
らしいです。
このヌカには、脂質・食物繊維・タンパク質・ビタミンB1などが含まれているそうで、「上白」に近づけば近づくほど、その成分が少なくなっているとのこと。
この辺は好みの問題なので、5kgづつ精米して食べ比べてみる、という方法もあるかもしれません。
5kg以下はできません。
ボタンを操作すると
ガコンッ
?という音と共に、精米機が動き始めます。
結構賑やかなので、初めての方は少し驚くかもしれません。
④米を取り出す
すり鉢状のところから米が出てきたら、下に袋をセットしてお米を取り出します。
精米された米が溜まってくるので、米の出口の下に袋を準備して、足元にあるレバーを踏むと米が出てきます。
米を取り出す時には、入れた米が全て入る袋なり容器を準備しましょう。
通常は投入した袋をそのまま使用すると思いますが、小分けにしたりする場合、袋が足りず米が入り切らないとなると面倒です。
また、小さめの袋に入れる場合、袋を手で持って米を取り出すことになりますが、重くて落としたりしないように注意しましょう。
⑤掃除して終了
コイン精米機の中には、ほうきなどが置かれていることが多いので、次に使用する方が気持ちよく使用できるようにざっくり掃除して終了です。
以上が、コイン精米機の使い方です。
メーカーによって、使い方が少し違ったり、白さの選択ボタンが違ったりすることはありますが、大体工程は同じなので、説明を確認しながら利用しましょう。
コイン精米機の使い方。営業時間は?
さて、ここまでコイン精米機の使い方について紹介しました。
営業時間については、それぞれのコイン精米機によって違うようです。
- 24時間営業
- 時間帯営業(8:00~20:00とか)
など、コイン精米機に表示されていると思いますので、確認してみてください。
ちなみに、夜間の場合、コイン精米機の看板の電気はついているけど、中の電気が消えているから営業時間外。。
とは限りません^^;
中に照明のスイッチがあったりすることもあるので、看板の電気がついていたらとりあえず、入り口ドアを開けてみたほうがいいです。
籾(もみ)の場合はコイン精米機は使える?
玄米から精米する方が多いと思いますが、米農家だと、籾の状態で保管することがあります。
このほうが、米の鮮度が保てるし、1,2年くらいなら新米の風味が残るんですよね。
あまり多くはないかもしれませんが。
コイン精米機でのもみすりはできるのかということについては、
「もみすり」と表示
されているコイン精米機なら大丈夫です。
また、
コイン精米機
は
精米
する機械です。
そりゃそうだ、という話ですが、
玄米にはできない
ということになりますので念の為。
米ぬか持ち帰りってどうなの?
すべてのコイン精米機にあるわけでは無いみたいですが、(オプションらしい)コイン精米機の脇に
米糠(こめぬか)はご自由にお持ち帰りください
と掲示されていることがあります。
このドアを開けると米ぬかがあります。
当然、ご自由に、と記載されているので自由に持ち帰ることが可能。
精米するついでに、という方がほとんどだと思いますが。
中には、精米はしないけど米ぬかだけ持っていく、という方もいるようですが、特に問題はないようです。
昼間にコイン精米機脇の、米ぬかスペースを覗いてきました。
コイン精米機のある場所にもよると思いますし、米ぬかを必要としている割合にもよると思いますが、予め結構米ぬかが溜まっているところも有るようです。
ここのコイン精米機では
こんな感じでスコップが常備されていました。
コイン精米機の使い方のまとめ
以上、コイン精米機の使い方などについて紹介しました。
使い方については
- お金を入れる
- 米を投入
- 白さを選択
- 米を取り出す
- 掃除
ということになります。
いざやってみると意外と簡単です。あまり悩まずに、ますは使ってみましょう。
米何号入れたっけ?っていう時に役立つ話です↓
米はならば洗わなくてもいいんです。
参考になれば幸いです。
ありがとうございました。
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