この記事では、テレビの信号レベル低下の原因と直し方について紹介しています。
先日家の息子の部屋のテレビが映らなくなりました。
おっと-!うつんねー!
息子1号
信号レベルが低下していて、原因はちょっとしたことでした。
実際に自分が経験した内容も含めて、原因の探し方と自分でできる範囲の直し方について紹介しています。
<この記事で紹介する内容>
- テレビの信号レベルの話
- エラーコードの話
- 信号レベルの確認方法
- テレビの信号レベル低下の直し方と考えられる原因
テレビが映らなくなった、信号レベルが低下していると言っても原因はいろいろ。
一通り読んでいただけると、何かしら原因が判明すると思いますし、自分で直せることもあるので参考にしてみてください。
この記事では、テレビ側からの原因の探り方や直し方について紹介していますが、
- 最近、強風・台風・大雪など自然災害があった
- アンテナが古くなっている
- アンテナが折れてた
など明らかにアンテナに原因があると考えられる場合、個人での対応は無理です。
「でも、どこに頼めばいいのかわからない・・・」という方には、
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テレビの信号レベル低下の直し方。レベルの目安は?
まずは、テレビの信号レベルの目安などについて触れておきます。
テレビが映らなくなる状況にも色々考えられます。
例えば・・
- 部屋の模様替えをしようとテレビを動かしたら映らなくなった
- 天気が悪い日にテレビ信号が低下した
- 急にチャンネルを変えても映らなくなった
それぞれ、原因は違ってきます。
そもそも、テレビの信号レベルってどのくらいあればいいんでしょうか。
テレビの信号レベル?の低下の原因を知りたいんだけど・・
テレビが映らなくなった人
と思っているかも知れませんが、
- そもそもどこからが低下なのか
- 全く信号受信ができていない場合は?
対応が違ってきますので、まずは信号レベルの目安について触れておきます。
知ってる!という方は遠慮なく読み飛ばしてください。
次の項目>>2 テレビの信号レベル低下が原因じゃないかも?主なエラーコードと直し方。
テレビの信号レベルの目安
一般的に、テレビを視聴するのに必要な信号レベルは以下のような基準があります。
- 地上デジタル放送におけるアンテナレベルの受信の目安は「44以上」
- BS・110度CSデジタル放送におけるアンテナレベルの受信の目安は「50以上」
信号レベルが「0」の場合は、全く受信できていないことになります。
また、信号レベルが20とかでも同じようにテレビは見ることができませんが、この場合が低下しているという状況になりますね。
まずは、その辺を確認してみると、案外簡単に信号レベル低下の原因が見つかるかもしれません。
テレビの信号レベルの確認の方法は後ほど紹介します。
- 地上デジタル放送におけるアンテナレベルの受信の目安は「44以上」
- BS・110度CSデジタル放送におけるアンテナレベルの受信の目安は「50以上」
- 信号レベル「0」→信号が受信できていない
- 信号レベル「20」→信号レベルが低下している
テレビの信号レベル低下の直し方のヒント。主なエラーコード。
地上デジタルになってからは、テレビ放送ができない場合、信号レベルの低下などの原因を見つける手助けとなる何かしらのメッセージが表示されます。(エラーコード)
こんな感じで
[アルファベット 数字]
と表示されているのがエラーコード。
主なエラーコードは以下のとおりです。
E200・E203・E204 ・E205
これらのエラーが表示される場合、信号レベルの問題ではありません。
- 契約していない状態で、BS、CS放送を選択したとか(E205)
- チャンネル登録されていないチャンネル番号を選択した
- 放送されていない時間帯だった
という場合に表示されます。
直し方は、リモコンボタンの「地上デジタル」(メーカーによって記載が違います)というボタンを押して、いつも見ているチャンネルを選択することで改善できます。
ソニーのリモコン
シャープのリモコン
E201(信号レベル低下)
テレビの信号レベルが低下している状況です。
一時的なことも多いので、しばらく様子を見てみます。
この場合、テレビを見ることはできるものの、
- 画質が悪い
- カクカクする
- 映像が止まる
- バラける
などの症状があります。
対応方法は後ほど。
E202(信号がありません)
信号が受信できていない状態。
「信号がありません」などと表示される場合もあります。
という具合に、テレビに表示される、エラーコードにより原因が変わってきます。
意外とCSとかBSをいつの間にか押してしまっているというケースも多いので、その場合の直し方については、
リモコンボタンの「地上デジタル」(メーカーによって記載が違います)というボタンを押して、いつもご覧になっているチャンネルを選択する
です。
E201、202のエラー表示が出る時は、信号レベルが低下している、または全く受信できていない状況となります。
その場合の原因の探り方と、直し方などについて紹介します。
E200・E203・E204 ・E205
→リモコンの「地上デジタル」を操作
E201
→信号レベル低下
E202
→信号が受信できていない
テレビの信号レベルの確認方法。SHARP・SONY
具体的な原因を探す前に、信号レベルがどれくらいあるのか確認してみましょう。
メーカーによって、操作方法は違いますが、表示される内容はほぼ同じです。
家にある2台のテレビを例にします。
SHARPアクオスの場合
リモコンのメニューボタンから、「本体設定→アンテナ設定」を選択します。
するとこんな画面になります。
信号が受信できていれば、「受信強度」というところが着色表示され、「現在値」のところに数値が表示されます。(アンテナ線を抜いて撮影してます)
信号が受信できると・・・
こんな感じ。
この場合、13なので、テレビが見ることができる信号レベルではありません。
画像下の方に
受信状態:アンテナ信号が良くありません。
と丁寧に説明がありますね。
信号レベルが十分だと・・
この通り、
良好です
と表示されています。
ソニーBRAVIAの場合
次にソニー製品のテレビを見ていきます。
リモコンの「オプション→アンテナレベル」と選択していきます。
すると、先程のSHARPのテレビとは表示画面は違いますが、同じように信号レベルが表示されます。
ということで、例として、SHARP、ソニーのテレビでの、信号レベルの確認の方法でした。
メーカーによって、確認方法は違いますが、
リモコンのオプションや設定ボタンから、アンテナの設定に関する表記があるところを選択すると信号レベルの確認ができます。
テレビの信号レベル低下の直し方と原因
さて、前置きだけで長くなりましたが、テレビの信号レベル低下の原因の探し方と直し方についてです。
自分でできるケースも多いので、できそうだなーと思ったら自分でやってみましょう。
先に紹介した、
- 信号レベルを確認して低い(E201)
- 信号が受信できていない(E202)
場合は以下を参考に原因を探してみて下さい。
アンテナケーブルが原因の場合
一番多い?のはテレビのアンテナケーブルが原因の場合です。
確認する点は、アンテナケーブルの
- 接触不良
- 接続場所が違う
- 傷、剥がれ、折れなどの有無
です。
簡単な確認方法と直し方です。
接触不良
やってみるとわかりますが、アンテナ線の差し込み部分を完全に抜かずに、軽く抜いただけでもテレビは映りますが、信号レベルが低下します。
つまり、差し込みがゆるいのも原因のひとつ。
しっかりと奥まで刺さっているか確認してみてください。
- アンテナケーブルの差し込みがゆるい→奥まで差し込む
- アンテナケーブルがネジ式の場合、軽く回していきねじ込みが止まるまで回して固定する
接続場所が違う
テレビへの地上デジタルアンテナの差し込み部分は、BS、CSのアンテナケーブルと同じ形です。
アンテナケーブルの差し込み部分の表示を確認して、正しく差し込む。
つい先日も、嫁さんが部屋の模様替えをした後、地デジのアンテナをBS側に差し込んでいたようで
嫁さん
って大騒ぎしました。
アンテナケーブルの差し込み部分の表示(BS、CS・地デジ)を確認して、正しく差し込む。
傷、剥がれ、折れなどの有無
テレビのアンテナケーブルを外して一通り目視で確認する。
- 折れ曲がっているところはないか
- 重いものが乗った跡はないか
- 被覆が剥がれていないか
- 差し込み口の芯線はあるか、折れ曲がっていないか
などを確認します。
見た目でわからないときは、他に正常に写っているテレビがあれば、アンテナケーブルを交換してみるのも一つの方法です。
それでテレビが映れば、原因はアンテナケーブル。
ケーブルの不良箇所がわからないときは、新品購入したほうが早いです。
たまにやってしまうのがアンテナ線の差し込み口(アンテナプラグ)の芯線を曲げてしまうこと。
芯線が曲がるとうまく入らないし、もちろんテレビも映りません。
アンテナプラグが原因の場合は修理することもできます。
こんなの。
ホームセンターとかで売ってます(100均にもあったかも)
ハサミとプラスドライバーがあればかんたんに使えるので自分でやってみたい方はどうぞ。
ちょっと雑ですがアンテナ線を切って、こんな感じにします。
そしたら、金具の隙間に
芯線を挟んで
プラスドライバーで締めます。
細かい針金がごちゃごちゃしてるやつはざっくりまとめて、ケーブルを挟む金具のとこに収めて閉めれば出来上がり。
※このとき細かい針金みたいなのが芯線金具に触れないように(映像に影響するので)
- アンテナ線、プラグ部分を確認
- 見た目でわからないときは、他に正常に写っているテレビがあれば、アンテナケーブルを交換して判断
- 新品購入するか、プラグが原因なら修理も可能
テレビまでが遠い(アンテナケーブルが長い)
物理的に遠い、という意味ではなく、アンテナケーブルの長さでも信号レベルが低下します。
単純にアンテナケーブルを短くできるようなら短いものに交換することで解消できます。
何十mの長さのテレビアンテナのケーブルをぐるぐる巻のまま使用したり、とか。
また、遠い部屋まで、アンテナケーブル1本で伸ばしている場合は、
「ブースター」
を設置することで解決することができます。
要は、途中で信号のスピードが落ちてしまうのを、ブースターが勢いをつけて遠くまで届くようにする役割をします。
自分でもできますが、自身が無い方は電気さん、全国対応のアンテナ110番(後段参照)などを利用したほうが早いし間違いありません。
アンテナの向き
風でアンテナの向きが変わってしまい、信号レベル低下が起きることがあります。
また、例えば暴風が吹いている最中であれば、風が収まると治ることもありますので、様子をみます。
仮に、その後信号レベルが低下したままの場合はアンテナの向きを調整する必要があります。
あまりおすすめはできませんが、明らかに風などの影響があった、という場合はアンテナのところまで行き、アンテナの向きを調整します。
実際に行う場合を考えると、
- アンテナのとこにいく→ちょっとずつアンテナの向きを変える役
- テレビに張り付く→信号レベルを確認する役
の最低二人は必要です。
一人での作業は危険なのでやめましょう。
事故があっても誰にも気づかれなかったり、いちいちテレビの信号を確認に行く必要がある、などデメリットしかありません。
この辺は、現実的に考えても個人でできる範疇ではないので、近くの電気屋さんにお願いするか、全国対応のアンテナ110番などを利用したほうが良いです。
アンテナ110番についてですが、通常のアンテナ修理費用は、交換、修理など内容にもよりますが、全国対応ながら他の電気屋さんとほぼ変わらず。
むしろ、365日24時間受け付け対応している、ということを考えるとむしろ安い部類かもしれません。
見積り、相談電話は無料なので、とりあえず問い合わせだけでもどうぞ。
近くの電気屋さん・・・と言われてもピンと来ない方にもオススメです。
家もそうでした。
\24時間受付・見積・相談・通話料無料/
アンテナ修理の依頼については、いくつか考えられますが、こちらの記事で料金などざっくり比較してみました。
テレビの信号レベル低下の直し方まとめ
以上、テレビの信号レベル低下の原因と直し方について紹介しました。
ここに挙げた原因の探し方と、直し方についてはすべて実際に経験したものです。
なので、この他にも方法はあると思います。
基本的には
- エラーコードを確認
- 信号レベルを確認
- 原因を探す
- 直す
以上の手順で進めば、テレビのある程度の問題(信号レベル低下が原因の場合に限る)は解決できると思います。
参考になれば幸いです。
ちなみに家は、アンテナケーブルが緩んでいました。
あ。映った。どーも。
息子1号
ゴリ
リモコンにラップって巻きますか?
色々書いてます。
参考になると幸いです。
ありがとうございました。