
この記事では、
テレビの信号レベル低下の原因と直し方
について紹介しています。
先日家の息子の部屋のテレビが映らなくなりました汗
テレビの信号レベル低下が起きると、当然テレビは映らなくなってしまいます。
原因も一つではないので、実際に自分が経験した内容について原因の探し方、また自分でもできる範囲の直し方などについて紹介します。
信号レベルってどれくらいあればいいでしょうね。。
その辺の目安についても掲載しておきます。
もくじ
テレビの信号レベル低下の原因を探る
テレビの信号レベル低下が起きてしまった時の原因ってなんでしょうね。状況にもよるのでいろんなことが考えられます。
うちはこんな些細なことでも親子喧嘩です笑
テレビが映らなくなる状況にもいろいろ考えられると思います。
部屋の模様替えをしようとテレビを動かしたら映らなくなった
とか
天気が悪い日にテレビ信号が低下した
とか
それぞれ、原因はいろいろあります。
そもそも、テレビの信号レベルってどのくらいあればいいんでしょうか。
テレビの信号レベルの目安
一般的に、テレビを視聴するのに必要な信号レベルは以下のような基準があるようです。
- 地上デジタル放送におけるアンテナレベルの受信の目安は「44以上」
- BS・110度CSデジタル放送におけるアンテナレベルの受信の目安は「50以上」
なので、信号レベルが「0」の場合は、全く受信できていないということになります。
また、信号レベルが20とかでも同じようにテレビは見ることができませんが、この場合は低下しているという状況になりますね。
まずは、その辺を確認してみると案外簡単に、信号レベル低下の原因が見つかるかもしれません。信号レベルの確認の方法は後ほど紹介します。
テレビの信号レベル低下が原因じゃないかも?主なエラーコードと直し方。
地上デジタルになってからは、テレビ放送ができない場合、信号レベルの低下などの原因を見つける手助けとなる何かしらのメッセージが表示されます。(エラーコード)
アナログのときは砂嵐になるだけだったので、何が原因かシラミ潰しにするしかありませんでしたよね汗
主なエラーコードはこんな感じです。
E200・E203・E204 ・E205
これらのエラーが表示される場合、信号レベルの問題ではありません。
- 契約していない状態で、BS、CS放送を選択したとか(E205)
- チャンネル登録されていないチャンネル番号を選択した
- 放送されていない時間帯だった
という場合に表示されます。
なので、直し方としては、とりあえずリモコンボタンの「デジタル」というボタンを押して、いつもご覧になっているチャンネルを選択することで改善されると思います。
E201
テレビの信号レベルが低下している状況です。ただ、一時的なことも多いので、しばらく様子を見てみましょう。
この場合、テレビを見ることはできるものの、画質が悪かったり、カクカクしたり、映像が止まる、バラける、などの症状があります。
E202
信号が受信できていない状態。
という具合に、テレビに表示される、エラーコードにより原因が変わってきます。
意外とCSとかBSをいつの間にか押してしまっているというケースも多いので、その場合の直し方については記載しているとおりです。
以下、E201、202のように信号レベルが低下している、または全く受信できていない場合の原因の探り方と、直し方などについて紹介します。
信号レベルなどの確認方法
具体的な原因を探す前に、信号レベルがどれくらいあるのか確認してみましょう。
メーカーによって、操作方法は違いますが、表示される内容はほぼ同じです。
家にある2台のテレビを例にします。
SHARPアクオスの場合
リモコンのメニューボタンから、「本体設定→アンテナ設定」を選択します。
するとこんな画面になります。信号が受信できていれば、「受信強度」というところが着色表示され、「現在値」のところに数値表示されます。
信号が受信できると・・・
こんな感じ。この場合、13なので、テレビが見ることができる信号レベルではありません。
画像下の方に
受信状態:アンテナの信号がよくありません。
と丁寧に説明がありますね。
信号レベルが十分だと・・
この通り、
良好です
と表示されています。
ソニーBRAVIAの場合
次にソニー製品のテレビを見ていきます。
リモコンの「オプション→アンテナレベル」と選択していきます。
すると、先程のSHARPのテレビとは表示画面は違いますが、同じように信号レベルが表示されます。
ということで、例として、SHARP、ソニーのテレビでの、信号レベルの確認の方法でした。
メーカーによって、確認方法は違いますが、
リモコンのオプションや設定ボタンから、アンテナの設定に関する表記があるところを選択すると信号レベルの確認ができます。
テレビの信号レベル低下の原因と直し方
さて、前置きだけで長くなりましたが、テレビの信号レベル低下の原因の探し方と直し方についてです。
自分でできるケースも多いのでできそうだなーと思ったら自分でやってみましょう。
先に紹介した、信号レベルを確認して低い、または信号が受信できていない場合は以下を参考に原因を探してみて下さい。
アンテナケーブルが原因の場合
一番多い?のはテレビのアンテナケーブルが原因の場合です。
確認する点は、アンテナケーブルの
- 接触不良
- 接続場所が違う
- 傷みなどの有無
です。簡単な確認方法と直し方です。
接触不良
- アンテナケーブルの差し込みがゆるい→奥まで差し込む
- アンテナケーブルがネジ式の場合、軽く回していきねじ込みが止まるまで回して固定する
接続場所が違う
テレビへの地上デジタルアンテナの差し込み部分は、BS、CSのアンテナケーブルと同じ形です。アンテナケーブルの差し込み部分の表示を確認して、正しく差し込む。
傷みなどの有無
テレビのアンテナケーブルを外して一通り目視で確認する。
- 折れ曲がっているところはないか
- 重いものが乗った跡はないか
- 被覆が剥がれていないか
- 差し込み口の芯線はあるか、折れ曲がっていないか
などを確認します。
断線などの場合、修復することも可能ですが、できれば新品を購入したほうが良いです。
また、他に正常に写っているテレビがあれば、アンテナケーブルを交換してみるのも一つの方法です。それで、テレビが映れば、原因はアンテナケーブルということになります。
テレビまでが遠い(アンテナケーブルが長い)
物理的に遠い、という意味ではなく、アンテナケーブルの長さでも信号レベルが低下します。
単純にアンテナケーブルを短くできるようなら短いものに交換することで解消できます。
また、遠い部屋まで、アンテナケーブル1本で伸ばしている場合は、
「ブースター」
を設置することで解決することができます。
要は、途中で信号のスピードが落ちてしまうのを、ブースターが勢いをつけて遠くまで届くようにする役割をします。(たとえ話です)
アンテナの向き
風でアンテナの向きが変わってしまい、信号レベル低下が起きることがあります。
また、例えば暴風が吹いている最中であれば、風が収まると治ることもありますので、様子をみます。
仮に、その後信号レベルが低下した場合はアンテナの向きを調整する必要があります。
あまりおすすめはできませんが、明らかに風などの影響があった、という場合はアンテナのところまで行き、アンテナの向きを調整します。
この場合、一人はアンテナ、一人はテレビに張り付いて、ちょっとずつアンテナの向きを変える役、テレビで信号レベルを確認する人と分けると良いです。
一人での作業は危険なのでやめましょう。
事故があっても誰にも気づかれなかったり、いちいちテレビの信号を確認に行く必要がある、などデメリットしかありませんので。
むりだなーという場合は、近くの電気屋さんにお願いしましょう。
テレビの信号レベル低下の原因と直し方のまとめ
以上、テレビの信号レベル低下の原因と直し方について紹介しました。
ここに挙げた原因の探し方と、直し方についてはすべて実際に経験したものです。
なので、この他にも方法はあると思います。
- エラーコードを確認
- 信号レベルを確認
- 原因を探す
- 直す
以上の手順で進めば、テレビのある程度の問題(信号レベル低下が原因の場合に限る)は解決できると思います。
参考になれば幸いです。
ちなみに家は、アンテナケーブルが緩んでいました^^;
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