地震や、台風とかで停電した時に必要なものの一つに防災ラジオがあります。
今はスマホが主な情報源になりつつあるものの、やはりラジオから得られる情報も必要だったりします。平成30年の北海道地震ではそれを強く感じました。
じゃあ防災ラジオを買っておこうか、という方もいると思いますが、ラジオ機能だけのもの、ライトや充電機能など多機能なものなど種類も豊富です。
個人的見解も交えて見ていきます。
また、ラジオを買ったらやっておくべきこともあるので併せて紹介します。
防災ラジオにライトや充電は必要?
近い将来すると予想されている大規模地震って色々ありますが、予想されている地域とはまた別の地域で地震が発生することもよくありますよね。
また、台風や集中豪雨とかとにかく色んな災害に見舞われている日本。
もはや、安心して暮らせる場所なんてないような感じすらします。。。
それはさておき、そんな災害時に欠かせないのが情報収集ですが、中でも防災ラジオは欠かすことができない防災用品の一つと言えますね。
そんなこんなで、国内外にかかわらずたくさんのメーカーの防災ラジオがあるんですが、個人的にそれってほしい?という機能もあったりします。
個人的な考えですが、何かの参考になればいいなーと。
今や、防災ラジオについている機能もたくさんあります。ざっくり並べてみると・・・
- FM/AMラジオ
- ライト
- 携帯電話充電
- 非常用サイレン&ランプ
- 時計
- アラーム
- 手回し式充電
- ソーラーパネル充電
などなど。
まあ、防災ラジオなので非常時に使える機能が色々ついているのはわかるんですが、あまり有りすぎても結局電気を消費するので、本来の目的の情報収集ができなくなるよなーと感じてしまいます。
決して否定するわけではないんですけど、最低限の機能がついた防災ラジオがあればそれでいいんではないかと。
防災ラジオには充電機能とライトが最低限ほしい。
じゃあラジオ以外に何が必要なんだという話になりますが、個人的にこれは最低限ほしいなーという機能としては
手回し式充電
です。
災害時の情報収集としてラジオを使うことを考えれば、ラジオとしての機能をできるだけ長く使えるようにしたいので、電池のサポート役に手回しで充電できればそれで十分なのかなと。
次にあればいいな、と思うのは
ライト
今は省電力のLEDが主流なので、あればいいかなと思います。
ただ、防災ラジオのライトだけが頼り、という状況だと、夜にどこへ行くにも持っていく必要があるので、ライトは他にも準備したほうがよいと思います。
その他、時計は腕時計や携帯電話で代用できますし、ソーラー充電はパネル面積が狭いことがほとんどなので効率よく充電できるものが少ないですし、サイレンが必要な場面であれば叫ぶか、できなければものを叩くことで周囲に知らせることができるので。。
電気が使えない状況で、限りある電気で効率よく防災ラジオから情報収集することを考えると、機能としては、
- 手回し充電が可能
- できればライトがついているもの
の機能がついていればよいと思います。
とはいえ、今後さらに画期的な機能が搭載された防災ラジオが出てくるかもしれませんし、ソーラー充電とかも効率よく発電できるものが出てくるかもしれないで、全く必要ない、という話では無いのであしからず。
防災ラジオの選び方のポイント。
以上を踏まえて、実際にラジオを選ぶ時に気をつけたいポイントをいくつか紹介します。
電源は乾電池「のみ」ではいけない
防災ラジオの電源は、
- 「乾電池」
- 「コンセント・USB充電」(内蔵充電池)
- 「ソーラー」
- 「手回し」
などいくつか種類があります。
よく目にするのは乾電池式ですが、そもそも電池がなければ使えなくなります。
なので、これらのうちどれか一つの電源のみだと、使えなくなる可能性があるので、できれば複数の電源供給方法のある防災ラジオを選ぶようにしたほうが良いです。
仮にそれぞれの電源のみと仮定して考えてみると、
- 乾電池・・・電池がなくなれば使えない
- コンセント・USB充電・・・停電すると充電がなくなれば使えない
- ソーラー・・・天気が悪い日、夜間は使用不可
- 手回し・・・ひたすら回し続ける必要がある
と、それぞれ弱点があるためです。
FM・AM。できればワイドFM対応
中にはFMのみ対応しているラジオもありますが、AM・FM両方対応できるものが良いです。
また、できれば、FMの受信周波数が90.1MHz~95.0MHzも聞くことのできる「ワイドFM」も対応しているものであればなおよしです。
ワイドFM(FM補完放送)とは、FMの周波数を使ってAMラジオを放送すること。音がクリアで電波障害に強いため、災害などの緊急時でも情報を取得しやすいという。
ラジオのAMとFMの違い
ところで、ラジオといえばAMとFMとがありますが、違いってわかりますか?
厳密に言うと、電波または周波数を変化させる、その方式の違いのようですが、わかりやすくいうと、以下のような違いがあるそうです。
- 「AM放送」は、広範囲に届くがノイズに弱い。
- 「FM放送」は、高音質だが放送域は狭い。
それぞれ、長所短所があるんですね。
なので、それぞれの短所をカバーすることができるので、AMとFM両方に対応した防災ラジオがおすすめということになります。
その他のポイントなど。
その他、選ぶポイントとしては細かいことも含めると以下の通りです。
- 最低限欲しい機能としては、「手回し充電」「ライト」機能が点いたもの
- 使用する乾電池の種類は、懐中電灯などとサイズを合わせたほうが準備が楽チン
- 持ち運び便利なコンパクトなもの
- 電池を入れる部分は工具を使わず手で開けられるもの(ネジで止められているものもあるので)
というあたりを、選ぶ時の参考にしてみてください。
防災ラジオ(ライト・充電機能付き)のおすすめは?
ここまで、長々と紹介してきましたが、いざ選ぶとなるとあれこれ目に入ってしまいます。
最低限欲しい機能として紹介はしましたが、実際探してみると、多機能のものがほとんどだったりします汗
いくつかおすすめの防災ラジオを紹介します。いずれも機能面では、
- 手回し充電
- 太陽光充電対応
- ラジオ
- LED電灯
- 充電器
など、必要な機能が揃っています。また、乾電池も使用可能で、本体に充電し使用(内蔵充電池)することもできます。
価格で選ぶおすすめの防災ラジオ
海外製品になりますが、価格は比較的安価で購入することができます。
安心の日本製で選ぶ防災ラジオのおすすめ
海外製品だと正直なところあたりハズレがあったりします。
とにかく安心の日本製がほしい!という方はこちら。ソニー製品です。
安心の日本製で選ぶ防災ラジオのおすすめ~おまけ
防災への関心が高まっているので、需要も上がることから価格も上昇気味。
こちらは同じくソニー製品ですが、機能面の違いとして、太陽光発電には対応していません。
そのため、割安になっています。
とはいえ、太陽光発電は先に触れたとおり、あまり効率は良くないのが実情なので、こちらを選択するというのも一つの手段ですね。
防災ラジオを買ったらやっておくべきこと!!!
さて、いざ防災ラジオを買った!これでもう大丈夫!と思うかもしれませんが、防災ラジオを買ったら実災害に備えて、ちょっとした準備をしておけば安心です。
- 動作確認
- 乾電池の準備(予備も含めて)
- 電波の入り具合(家の中ならどこが一番良く聞こえるか)
- 自分の地域のラジオ周波数の確認
これらを、事前に準備・確認しておくことでいざという時にすぐに使うことができます。
ちなみに、自分の地域のラジオ周波数については、手動で探すこともできますが、予めチェックしておいて、紙などにメモしておき、ラジオと一緒に置いておくと手間が省けますのでぜひやってみてくださいね~。
防災ラジオのまとめ
以上、防災ラジオについて
- 最低限必要な機能
- 選ぶ時のポイント
- おすすめの防災ラジオ
- 買ったらやっておくべきこと
について紹介しました。
実際、東日本大震災では1週間、北海道の地震では24時間程度の停電を経験しましたが、スマホでも情報収集は可能ではあります。
とはいえ、やはりラジオでの情報収集も必要だと感じましたし、何よりも、ラジオが無いとシーンとしてしまうので、なんとなく安心感もありました。
この機会に備えておきましょう。
参考になることがあれば幸いです。
ありがとうございました。