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平成30年の北海道地震で24時間程度停電になりました。
停電中の調理となると、ガスとか、炭とかになります。
ご飯を炊く場合、多くのお宅では電気炊飯器が一般的だと思いますが、停電に備えて、直火でのご飯の炊き方も知識としてもっておいて損はないと思うんですよね。
今回の停電ではカセットコンロと鍋でご飯を炊いたんですが。→停電のときのご飯の炊き方。停電中に実際に炊いてみた。
で、その他にもご飯を炊く方法となると、空き缶を使う方法もあります。
丁度娘の夏休みの自由研究でやったのでざっくり紹介します。
空き缶でのご飯の炊き方を覚えて停電に備えておくべし。
空き缶でご飯を炊くって、なんか難しそう・・・という感じがするかもしれませんが、やってみると意外と簡単です。
しかも直火で炊くので電気で炊いたのと違い、明らかに美味しいです。
まあ、気分的なものも手伝っているからというのも理由の一つかもしれませんけど^^;
停電の時にご飯を炊く場合、ガスコンロや、カセットコンロなどが主な調理器具になりますが、停電が長期化したした場合、カセットコンロだと予備が不足することも考えられます。
また、大規模停電になると、会社が休みになることもあるので、家で暇を持て余すことになります。。
そんな時にも、空き缶を使ったご飯の炊き方を知っていれば、お子さんたちとワイワイ言いながら外でご飯を炊くだけでも気晴らしになるのでおすすめです。
バーベキューコンロと炭があれば、網を乗せた上に米を入れた空き缶を置けばできます。ない場合は、空き缶2つでご飯を炊くこともできます。
子供の自由研究では、空き缶2つでご飯を炊いたのでその辺を紹介します。
空き缶でご飯を炊く時に必要なもの。
では、準備するものです。
350mlのアルミの空き缶2つ
米を入れるものと、コンロ代わりにするものです。カッターで穴を開けるのでアルミです。
牛乳など1㍑サイズの紙パック3つ
燃料にします。この手の紙パックは内側にロウが塗られているので、効率よく燃えます。
米0.8合
350ml缶で炊けるのがこの辺が上限です。約2人分のご飯の量になります。1合入れると溢れまます汗
実際に火をつけて炊く前に、分量の水を入れた状態で30分程度置いておき、米に水を吸わせておくと芯が残りにくいです。
水160cc位
多少前後しても大丈夫です。水の量がわからない場合、米と水を入れた状態で、米から水面までの間が指の第1関節くらいの高さだと丁度いいです。(約2㌢くらい)
ライター
着火用。
カッター
コンロ用の空き缶に、穴を開けます。
ハサミ
紙パックを切ります。
缶切り
空き缶に穴を開けます。
アルミホイル
蓋用です。
空き缶でのご飯の炊き方。~炊くまでの準備~
- 空き缶2つの飲み口側の蓋を缶切りで切り取る。
- 牛乳パックを開いて、折り目部分を切る。さらにそれぞれ約1㌢幅に切る。
- コンロ用の空き缶にカッターで穴を開ける。
この型紙に合わせて穴を開けます→型紙ダウンロード(外部サイト)印刷できない場合でも、この型紙を参考に穴を開けてください。

一度に穴を開けずに、同じ場所を何度もなぞるようにします。怪我に注意。

牛乳パックはひたすらハサミで切ります。
- もう一つの空き缶に、分量の米、水を入れてアルミホイルで蓋をします。洗わなくても大丈夫です。蓋をする時は、内側に折り込むようにすると吹きぼれがしにくくなります。
一通り準備するとこんな感じになります。
小学生が準備すると30分くらいかかりますが、大人が手伝えば10分位で終わります。
空き缶でのご飯の炊き方。加熱~完成まで
それでは、実際に火をつけてご飯を炊いていきます。
注意点としては、
- 外で行いますが、風が強い火は危険なのでやめる
- 屋内で行う場合は、煙も出ますので、車庫など換気が良い場所で締め切った状態では行わない
- コンロ用の空き缶の下は、ご飯を炊いている時に熱くなります。厚めの木とか、ブロックなどを敷くと良い
- やけどに注意する
こんな感じで空き缶を重ねます。
穴を開けた部分から、牛乳パックに火をつけて、切った牛乳パックがなくなるまでひたすら投入します。
上の缶が重くて少し不安定なので、投入する時は倒さないように気をつけてください。
可能であれば、写真のように下に木を敷いて、下からビスをうち缶に通して置けば倒れません。
一度に入れすぎると、火が消えてしまうことがありますし、少しづつ入れすぎても、消えますので様子を見ながら投入してください。
おおよそ、20~25分くらいですべてなくなる位が理想です。
途中経過の写真。結構煤けてきます。
小学3年なので、恐る恐るやったこともあり全部燃やすまで30分位かかりました^^;
よく「はじめちょろちょろ、中パッパ・・」と、火加減について言われていますが、そこまで意識しなくても大丈夫です。
ならば、なくなるまで一定の強さでも大丈夫です。
完成

蓋をとったところ。しっかりご飯が炊けている模様。

底の方でご飯が少し焦げていましたが、焦げた匂いはそれほど有りません。
底のほうが少し焦げ付いたものの、美味しくご飯が炊けました。
ご覧のとおり、炊きあがったご飯の量が、缶に対してほぼ目一杯、という量になるので、1合だと溢れてしまいます。
1合を炊く場合は500mlの缶であれば大丈夫ですね。
空き缶を使ったご飯の炊き方のまとめ
空き缶でのご飯の炊き方を紹介しました。
コンロの穴あけなど、手間はかかりますが、停電の時に子どもたちと一緒にやってみると意外と面白いと思います。
また、今回紹介した空き缶のコンロは使わず、同じように空き缶に米と水、アルミホイルで蓋をして炭の上で炊くこともできますので参考までに。
空き缶でのご飯の炊き方を知識として持っていれば、本当にいざという時でも余裕ができると思います。
子供からも尊敬の眼差しです^^
停電の話題。
水の量を間違えたときのご飯の話です。
ご飯の水の量を間違えた(固い・柔らかい)時の復活・使い道の話。
最後までありがとうございました!